抱っこ紐アドバイザーのYukariです。
スリングに関して興味を持つ人も少なくありませんが、以下のように心配な点もあるのではないでしょうか。
- スリング試してみたいけどなんだか難しそう
- 一度買ってみたけどうまく抱っこできない
- 片側の肩に負担がかかって疲れそう
スリング興味あるけど、「店舗で取り扱いが少ない」「売っていても説明できる人がいない、おすすめしてくれない」などの理由で、エルゴなどのメジャー抱っこ紐を結局購入してしまう人が多いのではないでしょうか。
抱っこ紐売り場にずらーっと並んだ片隅に、スリングがちょろちょろ置かれているなんていうこともざら。
わたしも「キュットミー!」というスリングに出会うまで、「使いにくそう」という理由からスリングは使ってみたいと思いませんでした。
しかし、抱っこ紐の使い方向上のため参加した「抱っこ紐講座」で「スリング」「へこおび」などを紹介してもらい、その魅力を知ることとなりました。
「キュットミー!」は比較的簡単に装着できるリングスリングタイプのため、初心者の人でも簡単に抱っこできるんです。
今回はここで日本製のリングスリングの代表格「キュットミー!」の魅力についてお伝えしたいと思います!
リングスリング「キュットミー!」の特徴
リングスリング「キュットミー!」について特徴をお伝えします。
北極しろくま堂の「キュットミー!」とは
北極しろくま堂が開発製造しているリングスリング「キュットミー!」。
北極しろくま堂のリングスリング「キュットミー!」は、リングスリングというタイプで、肩の部分をリングで調整するタイプ。
そのため、パパやママの身体にぴったりあわせることができ、赤ちゃんとの密着度が高まるので抱っこ時の負担を和らげることができるのです。
対象月齢
新生児(生後2週間目)から16キロ(約3歳)まで長く使えます。
尚、新生児でも横抱きではなく立て抱きの抱き方が推奨されています!
なお、スリングの横抱きは抱っこ紐のアドバイザーとしては、窒息や股関節脱臼の恐れがあるため推奨していません。
「キュットミー!」の選び方や使い方について
「キュットミー!」は量販店などでの販売はほとんどされていません。
多くは、産院での講習会などを中心に購入する方が多いです。
そのため興味をもっても、選び方や使い方が分からないという場合も。
そこで、選び方と使い方についてお伝えします。
「キュットミー!」を種類で選ぶ
現在販売中の「キュットミー!」は以下3種類。その3種類の違いについてまとめました。
キュット ミー! | 肩パッド、両端の中綿入り。中綿があるため赤ちゃんが小さいうちは、頭を支えたり、紐の脚へのあたりを和らげる。中綿は取り外し可。赤ちゃんが小さいうちから使用する場合はこちらがおすすめ。 |
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キュット ミー!823 | 肩パットのみで中綿なし。コンパクトにたためる。 |
キュット ミー!シンプル | 肩パッド、中綿なし。 |
わたしは、子どもがすでに1歳過ぎていたため「キュットミー!」と「キュットミー!シンプル」を試しましたが、肩パッドはあった方が肩へのあたりが楽に感じます。
ただ男性ならなくても良いかもしれませんね!
中綿は赤ちゃんの首元を支えるための綿で取り外しが可能です。
中綿は本当に赤ちゃんが小さい時にはあった方がよいというものですが、中には取り出した方が使いやすいと取り出して使っている人も!
下の動画でもありますが、なくても、スリングのテール(端っこ)をはさみこむことで首支えをつくることが可能です。
なくても上手に引き締められれば中綿がなくても抱っこできます。中綿などがあると持ち運びに荷物になります。
生地で選ぶ
スリング選びの時には生地も重要。まとったときの雰囲気や取り扱いのしやすさが生地により異なります。
「キュットミー!」シリーズでは多くの生地は「しじら織」。
他にも「ジャガード」や「綾織」など様々な種類がでています。
口コミではやはり定番の「しじら織」が使いやすいというものが多く見受けられます。しじら織は薄く丈夫で、浴衣や着物にも使われている生地です。
また洗っても毛玉などができにくいため綺麗な状態を保つことができます。
またグラデーション生地は、どこを引き締めるとよいかわかりやすいということでおすすめという口コミもありました!
キュットミーの使い方
キュットミーの使い方は練習はある程度必要ですが、コツをつかむことで簡単に抱っこできるようになります。
一番大切なのは、リングに布を通した後、引き締めやすいようにシュシュのようにきれいに布を整えることです。
そうすることによって引き締めがしやすくなります。
また「キュットミー!」購入時にDVDがついてくるので、練習するのもよいでしょう。
基本的には新生児期から立て抱きが基本。
中綿はなくても、新生児期は余ってたれた布を首元に挟み込むことによって首を支えるようにできます。
キュットミー!のメリット、デメリット
メリット
- 軽いため持ち運びが簡単
- 赤ちゃんに安心感を与えられる
- さまざまな色があるため、色や生地の選択肢が多い
エルゴなどのキャリ―タイプのものより、持ち運びもしやすく、赤ちゃんとも密着度も強いため、使いやすいという評判も少なくありません。
デメリット
- 抱っこになれるまで練習が必要
- 人によっては肩への負担を感じる場合も
- 案外かさばる
片方の肩にスリングをかけるので、肩への負担と考えがちですが、どちらかいうと背中に重心がかかるような設計のキュットミー!。
肩甲骨あたりが疲れるということもあるようです。
スリングは見た目が良いけど、ママの体への負担をもっと軽減したいなら、へこおびやベビーラップの方がおすすめ。赤ちゃんとさらに密着するため、ママの身体と一体になるため、身体への負担がかなり軽減できます。
またキュットミーのうち肩パッドがはいっているものや、中綿があるものは案外かさばります。
中綿をぬけばある程度の小さくまとめることができます。ただ、ふんわりしているので、袋などにいれないとかさばります。
コニー、スモルビと比較してどうなの?
このブログでも紹介している「コニー」や「スモルビ」など、ラップタイプでありながら使いやすさを追求した抱っこ紐と比べるとどうなの?という声があります。
簡単には比較できないのですが、大きな違いは
生地の伸縮性。
コニーや、スモルビの生地は赤ちゃんを出し入れしやすいため、伸縮性にすぐれた生地をつかっているため、伸びやすいのですが、「キュットミー!」は綿100%のしじら織で全く伸縮性はありません。
そのため赤ちゃんとママの密着度を肩のリングで調整しやすいという利点があります。
赤ちゃんが小さい頃は、多少は伸びてもかまいませんが、大きくなってくると、伸びる生地のためママへの負荷が増える可能性があります。
キュットミー!はこんな人におすすめ!
「キュットミー!」は歩き始め以降もスリングを使いたい人におすすめの抱っこ紐
その理由は以下。
- 軽い
- 抱っこしたり、歩かせたりと抱っこ紐への出し入れが簡単
- 密着度が調整できるのでママの身体への負担を最小限に抑えられる
「キュットミー!」はわたしも抱っこ紐講座でおすすめされたましたが、産院などで、助産師さんからお薦めされることも多い抱っこ紐。
ぜひ機会があれば試してみてくださいね!
抱っこ紐選びに悩んだらお問い合わせいただければ質問にお答えします!
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