抱っこ紐アドバイザーをしている港区ママ(@minatokumama)です。
ラップタイプの抱っこ紐で人気のスモルビ(SMORbi)とコニー(konny)。
どちらも似たようなタイプのため、どちらにしたらよいか迷うという声も少なくありません。
見た目も似てるし買うならどっちがいいかな?
正直、最近、スモルビもコニーも進化し続けていて現在はほとんど機能も同じに。あとは好みが大きくなってくるかなというぐらいです。
スモルビ(SMORbi)とコニーの抱っこ紐フレックス(Konny Flex)は形、機能、雰囲気も似ていてどちらが良いのか迷うという声をよく聞きます!
特に2023年からスモルビは調整ベルトで調整が可能、コニーからもヘッドサポートが追加されるなど、両者の機能的な面での差が少なくなってきました。
とはいえ、小さな違いもあります。
そこでスモルビとコニーフレックスの違いに関して比較し、徹底検証していきます。
コニーがおすすめ | スモルビがおすすめ |
---|---|
体格が大き目(サイズ展開があり) カラーバリエーションが多い | 皮膚がデリケートな赤ちゃん コスパ重視(スモルビの方が値打ち) ねじれてもわかりやすいものがよい |
動画での説明もしているよ!参考にしてね↓(旧バージョンのスモルビです。)
スモルビ、コニーの抱っこ紐の共通点
コニーもスモルビも現在ほとんど同じような機能になりました。
まずはコニーとスモルビの共通点を見ていきましょう。
赤ちゃんと密着できるラップタイプの抱っこ紐
スモルビもコニーも布で密着で着るタイプのラップタイプという抱っこ紐に分類されます。
上の表の一番右のタイプにあたる抱っこ紐です。
布タイプの抱っこ紐で、赤ちゃんをつつみこんでつかうため、赤ちゃんに安心感を与えることができるのが特徴です。
新生児期からの大変適した抱っこ紐で、寝かしつけなどにも重宝するタイプです。
一方、長時間のお出かけや、混雑した場所で使うには、抱っこ紐がっちりしていないため、少し危ない点も。
抱っこしたままかがんだりする動作は気を付ける必要があります。
肩に布があたるので、肩をあげる動作がしにくく、夏も暑いというデメリットがあります。
抱っこ方法
スモルビ、コニーも抱っこの仕方は同じです。
調整した抱っこ紐をかぶって赤ちゃんを抱っこ紐の中にいれていきます。
また、抱っこの種類も「新生児抱き」「対面抱き」「前向き」が可能です。
中でも新生児抱きは、赤ちゃんの足を抱っこ紐の中にカエルのようにしていれることができるラップタイプならでは抱き方。
おんぶができないという点も共通してます。
サイズ調整が可能で、パパもママ共有できる
スモルビも、新しく発売されたコニーフレックスも脇にアジャスターがあり、サイズ調整が可能です。
それにより、平均的な体重(女性40キロ代、男性70キロ代ぐらい)であれば、パパ、ママ共に一緒に使うことができます。
尚コニーでは、
コニーフレックスでは、XS(40キロ代)からXL(70キロ代)までのサイズをカバー
コニーフレックスプラスでは、M(50キロ代後半)から4XL(100キロ超)までのサイズがカバーできます。
大き目サイズが良い人はコニーがおすすめです!
メッシュタイプあり
スモルビもコニーもメッシュタイプが販売されています。
ラップタイプの抱っこ紐は肩から布を覆うので夏は暑いです。
できるだけメッシュを購入することをお勧めします。
布あわせが付け替えられる
スモルビは、上前、下前を反対に付け替えることができます。
また、コニーフレックスは、特に説明書には書いていませんが、実際には、布合わせを右前、左前にかえることができます。
ラップタイプの抱っこ紐の場合、下布の側から赤ちゃんを差し入れるのですが、右利きの人は入れやすくても、左利きの人にとっては使いにくい場合も。
アジャスター部分で布を外して付け替えが可能なので、デフォルトの方向が入れにくいなあっと思ったら反対側の布を前に入れ替えてみてくださいね!
赤ちゃんの適応体重はほぼ同じ
スモルビもコニーも20Kgまで使えます。
ただ実際20kgといえば3歳、4歳の体重。
基本的にこのタイプの抱っこ紐は1歳ぐらいで卒業してしまう子が多いので、20Kgまで使えれば十分でしょう!
ヘッドサポートつき
スモルビにはあり、コニーにはなかったヘッドサポートですが、2023年8月からコニーにもヘッドサポートがつくようになりました。
ということでコニーも首座り前から両手が自由になる機会が増え、使いやすくなり、スモルビと同じような使い心地になりました。
コニーもスモルビもヘッドサポートは腰ひもの中に入れて使うタイプで、使い方もほぼ一緒です。
スモルビのヘッドサポートは以下のような形です。
2021年5月からスモルビでは付属でヘッドサポートが販売されています。。
使い方は補助ベルトのポケットの中にヘッドサポートを入れるだけ。
調整ベルト
調整ベルトは、もともとスモルビは、赤ちゃんを抱っこしてからの調整がきかず、その点でコニーの方が使いやすかったのですが、こちらもスモルビが改良され、
スモルビでも抱っこしながら調整ベルトを調整できるようになりました。
以下の写真のように、旧タイプのスモルビの調整ベルトは一度調整すると調整が難しいのがデメリットでした。
新しいスモルビのアジャスターはサテン生地の滑るタイプになり、調整しやすいです。
尚、前バージョンのスモルビは本体とアジャスターの色が違いましたが、現在は布と同じ色になりデザインも各段にあがっています。
コニーフレックスについて詳しく知りたい人は↓も参考にしてね!
スモルビとコニーの違い
以上みていただいたように2023年になって、スモルビとコニーの違いはほとんどなくなりました。
基本的に色目の好みなどで選ぶと良いかと思いますが、それだと購入に悩む方もいると思います。
小さな違いですが、いくつか違いをあげておきます。
価格の違い
コスパ(値段が安い)が良いのはスモルビ
コニーフレックスの価格は、定価だと8,280円。公式サイトでは1,000円オフですが、9,000円以下だと送料がかかります。
(国際便なので送料は約1,000円かかります。)
楽天で購入した場合は送料がかからず、1,000円OFFチケットを配ることもあるので、楽天をチェックすることをおすすめします。
一方スモルビは楽天で購入でき5,980円で送料無料。
コスパを考えるとスモルビ一択ですね!
着用者の適応サイズの違い
サイズ展開が多いのがコニー、スモルビは1サイズのみ
スモルビとコニーのフレックスの着用できるサイズ、はコニーフレックスが若干サイズ調整の幅が大きいぐらいでほぼ同じとみてよいでしょう。
ただ、スモルビはフリーサイズで1展開しかないため、適応サイズの人以外は選択肢がないというデメリットがあります。
一方コニーは、フレックスが2種類、それで適応できない場合、コニーオリジナルでXXSからXXLまでサイズ展開があるので、細身の人や、体格の良い人でも使うことができます。
スモルビ | 女性154㎝45Kgぐらいから、男性185センチ73キロぐらいまでフリーサイズ |
---|---|
コニーフレックス | XS(7号40キロ代)からXL(15号70キロ代)ぐらいまでフリーサイズ コニーフレックスプラスでは、M(50キロ代後半)から4XL(100キロ超)まで |
コニーオリジナル | xxs(5号)からxxlまで1サイズごとに展開あり |
スモルビだとサイズが不安という人は、コニーがおすすめです。
抱っこ紐の大きさ(布幅)の違い
コニーは背板も肩の布もスモルビより大きい
スモルビとコニーの抱っこ紐の肩の布の部分を比較すると、コニーの方が幅広です。
幅が広いので腕をあげたりするのに邪魔になりやすい、暑いというデメリットがある反面、抱っこした時の窮屈感が少ないです。
スモルビは、布が小さい分前部分の合わせが浅いので、腰ひもない状態だと赤ちゃんが安定しにくいです。
コニーの方が幅広で、少し生地も厚いので、スモルビより重さがあります。
また抱っこの背板の部分もコニーフレックスの方が大き目です。
幅の広さは好みも大きいかと思います。ただ体格のよいパパの使用時は、背板や肩が広いコニーの方が肩全体を覆いやすく使いやすいですよ!逆に小柄な人にはスモルビの方が使いやすいです!
生地感の違い
天然素材のスモルビはペラペラ感は否めないが安心、コニーは化学繊維、ただしメッシュ生地はコニーもスモルビも化学繊維使用
スモルビの特徴は「テンセル」という自然由来の上質な繊維を使っています。
テンセル素材は保湿性、吸湿性、速乾性が高く快適な素材です。
テンセル素材は、天然由来なので赤ちゃんがなめたりしたときでも安心できるというメリットがあります。
一方、生地の特性上コニーの生地より少し薄くなります。(ペラペラ感あり。)
一方コニーの抱っこ紐は、ポリエステルとウレタン、綿と、化学繊維も使用しています。
肌荒れが心配な方は、化学繊維を使用していないスモルビがおすすめです。
尚、スモルビのメッシュ生地サマータイプは化学繊維も使っているので注意してください。
赤ちゃんだけでなく、お母さんやお父さんの肌が弱いという場合は、天然繊維がおすすめ。
ねじれ防止について
抱っこ紐がねじれていてもわかりやすいスモルビ
スモルビでは、抱っこ紐の肩の部分にねじれ防止のためのマークがついています。
このマークをみることでねじれているかどうか確認することができます。
布抱っこ紐は装着するときに布がねじれてしまってもわかりにくいので、マークがついていて、裏表がわかりやすいと便利です!
洗濯について
手洗いモード推奨のスモルビ、洗濯に強いコニー
スモルビに使われているテンセルという素材は、摩擦や洗濯に弱い繊維。
通常は手洗いが適応なのですが、抱っこ紐ということで、洗濯機でも洗えるように改良されています。
でも「じゃぶじゃぶ!」と洗うのはダメ!
中性洗剤で洗濯機で手洗いモード+ネットを使ってやさしく洗う必要があります。一番は手洗いを推奨しています。
他の洗濯物と一緒にじゃぶじゃぶ洗ってしまうと、生地が傷んでしまうおそれがあるので注意です!
一方、コニーは化繊を使っているのでネットに入れて洗濯機で普通に洗うことができます。
ただ最初は色落ちすることがあるので注意してくださいね!
赤ちゃんが舐めることがあるので、最初は水通しをするのがおすすめです。
スモルビとコニーの比較表
スモルビとコニーの共通点と違いを表にしました。
ぜひ参考にしてください。
スモルビ | コニーフレックス | |
---|---|---|
値段(税込み) | 5,980円 | 8,280円 |
原産国 | 日本 | 韓国(日本代理店なし) |
適応年齢 | 新生児~20Kg | 新生児~20Kg |
抱っこの方法 | 新生児、対面、前向き | 新生児、対面、前向き |
素材 | テンセルモダール40% 綿60% | ポリエステル62% 綿33% ウレタン5% |
メッシュタイプ | 有り | 有り |
サイズ展開 | 1サイズ(適応サイズは女性の154㎝45Kgぐらいから、男性で185センチ73キロぐらい) | XS(7号)からXL(15号)ぐらいまで XS(7号40キロ代)からXL(15号70キロ代)ぐらいまでフリーサイズ コニーフレックスプラスでは、M(50キロ代後半)から4XL(100キロ超)まで (コニーオリジナルではXXS~XXLまでの展開) |
調整ベルト | 抱っこ紐着用後調整可能 | 抱っこ紐着用後調整可能 |
抱っこ紐の大きさ | 肩の布が小さめ | 肩の布が幅広 |
オプション機能 | ・ヘッドサポート ・布合わせをかえる(左利きの人は便利) ・ねじれ防止機能 | ・ヘッドサポート ・布合わせをかえられる(説明書きにはなし) |
洗濯 | 手洗いモード推奨 | 洗濯機でネットにいれて洗濯可能 |
コニーとスモルビの口コミ
コニーとスモルビ、それぞれの口コミを集めました。
どちらも赤ちゃんがぐっすり寝てくれるという評判です。
口コミでは、コニーとスモルビとどちらを購入すればよいか悩む意見も見受けられました。
コスパ的にはスモルビが安いということで、最終的にスモルビを購入する人もいます。
では紹介していきます。
コニーの口コミ
新生児からも使いやすいと評判です。
コニー抱っこ紐は新生児から使えてとても便利でした。上の子供もいたので新生児の時期から抱っこをして動く事が多く助かっていました。生地も薄く持ち運びも楽!
— みかっち@子育てお得情報発信中✨ (@mikanlemon411) June 26, 2022
ヘッドサポートがついて便利になりました。
生後2週間から使えるコニー抱っこ紐を旦那さんと色違いで買ってたんだけど、新生児サポートクッションが送料無料で買えるが案内きてて即購入!!
— むぎ☺︎/37w←0m🧸🐥⸒⸒MD (@onakaha_suku) August 15, 2023
このタイミングで両手離して使えるようになるとはかなりありがたい🙏✨
友達曰く夜のグズグズはだいたいこれで解決していたらしいので夜勤にもよさげ☺️💓 pic.twitter.com/lBfJcFpbMv
スモルビの口コミ
スモルビを選んだ人の口コミです。
日本のメーカーというのが決め手になっています。
コニー代理店ないし取寄せダルいなーと思ってたらスモルビがあった。
— こんのん (@mofumofu_happy) August 9, 2023
日本メーカーやしスモルビでええやん。フレックスあるやん。メッシュあるやん。スモルビにしよ。
確かにスモルビの方がヘッドサポートは先に販売されていました。ということでコニーが真似したのでは?という口コミもあります。
他にも、形は一緒だから値段の安いスモルビという選択したという口コミもありました。
スモルビ、コニーの違いのまとめ
スモルビ、コニーの違いについて紹介しましたが、ほとんど違いがなくなりました。
- 値段の安いスモルビ
- サイズ展開の多いコニー
コスパで選ぶならスモルビ、サイズが気になるという人はコニーがおすすめです。
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