抱っこ紐アドバイザーのYukariです。
来年もう一人生まれる予定なんだけど、年子におすすめな抱っこもってある?
それなら、ベビーアンドミーのベルクS firstセットがおすすめだよ。
ベビーアンドミー(BABY&Me)のベルク(BELK-S)firstセットは新生児からでも付属のfirstパーツを使うことで、キャリ―タイプの抱っこ紐としての利用ができます。
通常ヒップシートは腰すわり以降使用か、新生児用のインサートを使用しないと使えません。
そこでベビーアンドミーではfirstパーツと切り替えることで、使いにくいインサートなしで新生児の赤ちゃんでも使用できるという画期的な仕様となっています。
もちろん大きくなったらヒップシート単体として使うことも可能です。
ベルクSのファーストセットは、1セットで、2つの抱っこ紐が手に入るんだ!
しかも、ヒップシートの負荷分散力は高くて、腰への負担もかなり軽減されるような作りになっています。
アラフォーママだけど3歳15キロの娘を1時間以上抱っこできましたよ!
今回は、ベビーアンドミー(BABY&Me)のベルクS firstセットの使用レビューやみんなの口コミ、メリット、デメリットをお伝えします。
- 1セットで兄弟2人同時に使える!
- ヒップシートの使いやすさが抜群(滑り止め、負荷分散力など)
- ショルダーと一緒に使って腰肩への負担がかなり軽減
- ヒップシート単体でも購入可能
セカンド抱っこ紐として使うということがメインであれば、ベビーアンドミーのワン-エス(ONE-S)がコスパがよくておすすめです!
ベビーアンドミー(BABY&Me)ベルク-エス(BELK-S)シリーズの特徴
ベビーアンドミーのベルク-エスのヒップシートとしての特徴は、そのヒップシートの作り。
値段が高いだけあって、負荷分散力は高く、重い子供の長時間抱っこも楽です。
小さいときから、大きくなってからも使えること間違いありません。
15キロになる娘を抱っこして、階段上り降りしますが、かなり楽です!
全面滑り止めのヒップシート
ベビーアンドミーのベルク-エスのヒップシートは、全面滑り止めつき。
この滑り止めによって、じっとしていない赤ちゃんや、お子さんの転落を防止するだけでなく、親の負担を軽減できます。
なんで滑り止めがあると親の体の負担が軽減されるの?
子供がヒップシートの上で安定して座れるので、抱っこする人の負担が減らせるんだ。
他にもかがんだりするときに赤ちゃんがすべり落ちにくくなります。
ヒップシートキャリアはエルゴのようなキャリ―タイプの抱っこ紐と違い、ヒップシートが大き目に作られているので、抱っこ紐とショルダーの間に隙間ができます。
密着しない分、子供の座る位置が動きやすくなります。
そのため、安全で、楽な抱っこのため、ヒップシートの滑り止めは重要なのです。
ベルトにサポート力があり腰が痛くなりにくい
ベビーアンドミー、ベルク-エスの腰ベルトは、他社のヒップシートの腰ベルトと比べるとしっかりした芯が入っています。
芯のあるしっかりと作りのウェストベルトのおかげで、腰への負担がかなり軽減されるようになっています。
ヒップシートは腰だけで、15キロ以上になった子供を抱くこともあるから、腰ベルトがしっかりしているかはポイントです!
お腹のあたりがやさしい
ベビーアンドミー、ベルク-エスの台座の中は、2層になっています。
お腹にあたることが多い下の部分が柔らかいウレタン製(写真の白い部分)。
そのためにあたりがやわらかいという特徴があります。
ヒップシートに子供を乗せると、どうしてもヒップシートの下の部分がお腹に当たったり、骨盤のところにあたることもあり痛みを感じることも。
そのようなことが極力減らせるよう工夫しているのがベビーアンドミーベルク-エスのヒップシートです。
パパ、ママの体格差があっても使いやすい
ウエストベルトが調整できるのはどのメーカーのヒップシートも同じなのですが、ベビーアンドミーのヒップシートは、ウエストベルトを短くまとめられるファスナーがついています。
調整サイズは最小で58㎝から最大で124㎝まで可能です。
ウエストベルトが長いと、体格の大きな人にでも対応できる一方、細身の人には長すぎて使いにくいというデメリットがあります。
長さを確保しつつ、ウエストベルトがファスナーで調整できるというシンプルですが、考えられて作りになっています。
つけ外し楽々、ウエストポーチが便利
ウエストベルトはウエストポーチとしての役割もあります。
ベビーアンドミーのベルク-エスでは、残念ながらヒップシートの下の部分は全体が台座となっているため物を入れることはできません。
そのかわりウエストポーチを設けることによって、携帯やお財布、おむつなど、の赤ちゃんに必要なものをしまっておくことができます。
このポーチは取り外しが可能なので使わない時は取り外すことが可能です。
夏の暑さにも快適なつくり
ベビーアンドミーベルク-エスのショルダー部分は扉が開くようになっていて、赤ちゃん抱っこの時の蒸れを軽減することができます。
それだけではなく、ヒップシートのウエストベルトの内側にもメッシュの生地がつかわれています。
実は真夏は、ヒップシートのウエスト部分が案外暑い!
そんなところにも配慮された作りになっているのがメリットです。
生活防水加工の生地で汚れに強い
子供が大きくなっていくと、公園で泥遊びをしたり、雨の日にでかけたり、ということはたびたび。
抱っこ紐もどんどん汚れていきます。
ヒップシートは赤ちゃんが小さい時だけではなく、活発な幼児期も使用する機会が多いもの。
しかも、テーマパークや、動物園、大きな公園、キャンプ場などなど、汚れる可能性が高いところでの使用率高めです!
抱っこ紐が汚れる可能性が高いので、防水加工されていることで汚れを最低限に減らすことができます。
ヒップシート部分のみで購入も可能
BELK-S(ベルク-エス)はシリーズとして、ヒップシート部分の単体のものも販売されています。
ただし、こちらは単体販売で、ショルダーなどはつけられません。
またあとから購入してつけることもできないので注意が必要です!
BELK-S firstセットとは
BELK-S(ベルク-エス)シリーズは
- ヒップシートキャリアとダブルショルダーのセットになったヒップシートキャリア
→写真の上部パーツとヒップシートの2点セット
- 新生児からつかえるBELK-S Firstセット
→写真の3つのパーツ3点セット
- ヒップシート部分単品で販売しているBELK-S ヒップシート
→写真のヒップシートの部分1点のみ
この3つの商品から構成されています。
その中でも、最大の特徴が、BELK-S firstセットは、付属のfirstパーツに切り替えることで、ベビーキャリアとして新生児から使うことができること。
ベビーアンドミーの前モデル「ワン-エス(ONE-S)」では新生児にはインサートが必要でした。
これは通常で、大部分のヒップシートが新生児から使用不可か、使いたい場合はインサートを使う必要があります。
ところが、BELK-S firstセットであればヒップシート部分を付け替えることにより新生児から使うことができるという、ベビーアンドミーベルク-エスならではの特徴です。
では詳しく見ていきましょう。
新生児から使いたい人はBELK-S firstセットがおすすめ
ベルク-エスシリーズの最大のメリットとしてあげられるのが、このBELK-S firstセット(ベルク-エス ファースト)の存在!
セットに同梱されている付属のfirstパーツにショルダーをくみあわせれば、新生児の時期からつかうことができます。
BELK-S firstセット(ベルク-エス ファーストセット)を購入することで値段は高くなりますが、2本以上抱っこ紐を購入することを考えると1式で使えてしまうのでお値打ちなのです。
兄弟姉妹がいるなら絶対これがおすすめ!
新生児から20キロまで使える
BELK-S firstセット(ベルク-エス ファーストセット)という名の通り、対面抱っこで、新生児から20キロ(4歳まで)このファーストのパーツで抱っこすることができます。(SGマーク適応は1ヵ月から24ヵ月まで)
もちろんおんぶも4ヵ月から48ヵ月(SGマーク適応は15キロまで)使うことができるんです。
写真は13キロの娘を抱っこしたものです!
普通の抱っこ紐としても使えるんじゃん。持ち運びもこれなら気にしなくてよいね!
1つの抱っこ紐で1度に2人を抱っこできる?!
たとえば兄弟姉妹がいた場合、上のお子さんはヒップシートを使い、下のお子さんにBELK-S firstセットのfirstパーツとショルダーを組み合わせて使うことで一度に2人使うことができます。
年子の兄弟姉妹がいても、これ一つで使いまわすことができるので、ものすごくコスパがよいのです。
ヒップシートに上の子を座らせて、下の子はfirstパーツとショルダーで抱っこするということが可能に。
足回りの調整も簡単
firstパーツは、スモールサイズとノーマルサイズと足回りの大きさを調整することができます。
新生児期の股関節は柔らかく正しく抱っこする必要があるのですが、新生児から使えるように足回りが調整できるようになっています。
調整もマジックテープで調整できるので簡単にできるのもメリットです。
安全性の高いショルダーベルト
ベビーアンドミーベルク-エスのショルダーベルトは新生児からでも使いやすい工夫がされています。
ベルク-エスのショルダーベルトには、赤ちゃんの落下防止のためのお腹にまく安全ベルトがついています。
このベルトは、赤ちゃんが小さいときの落下防止や、おんぶの時の落下防止に役立ちます。
ベルク-エス(BELK-S)シリーズの仕様詳細
ベルク-エス シリーズの仕様詳細をまとめました。
BELK-S対象年齢 (ヒップシートキャリア) | ・対面抱っこ 4ヵ月頃(首座り)~48ヵ月頃(20Kg) ・前向き抱っこ 7ヵ月頃(腰がしっかりすわる時期)~48ヵ月頃(20Kg) ・おんぶ 7ヵ月頃(腰がしっかりすわる時期)~48ヵ月頃(20Kg) |
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firstパーツ使用時対象年齢 | ・対面抱っこ 新生児(3.2Kg)~48ヵ月(20Kg) ・おんぶ 4ヵ月~48ヵ月(20Kg) |
対応ウエスト | 58~124cm |
無料オプションパーツ | ベルトカバー・前向きよだれカバー・安全ベルト・スリーピングフード・ウエストポーチ |
BELK-S本体重量 | 約800g |
素材 | 表地・裏地:ポリエステル100% ヒップシート:上部 発砲ポリプロピレン100% / 下部 ポリウレタン100% フード:綿50%、麻50% ※ブラックのみ 綿100% 前向きよだれカバー・ベルトカバー:オーガニックコットン生地100% |
洗濯 | 洗濯機ネット使用 |
BELK-S定価(税込み) | 27,500円 |
BELK-S firstセット定価(税込み) | 37,400円 |
BELK-Sヒップシート単体(税込み) | 8,250円 |
ベルク-エス(BELK-S)シリーズのデメリット
ベルク-エス(BELK-S) シリーズののデメリットについて気が付いた点をお伝えします。
ヒップシートの台座が大きい
ヒップシートの安定性をよくするため、ヒップシートの台座は大きいです。
ヒップシートの台座の一部分が収納になっているポルバンや、タッシュベビーのようなヒップシートもあるなか、ベビーアンドミーのヒップシートは収納もない上に大き目です。
持ち運びにかさばる、装着した時、見た目が大きいなどのデメリットがあります。
ショルダーがダブルショルダーのみ
ベビーアンドミーベルク-エスでは、ダブルショルダー一択になります。
そしてショルダーを収納するスペースはありません。
ポルバンではシングルショルダーといって、片側で肩にかけて、荷物にもなりにくいショルダーがあります。
ショルダーもヒップシートの中に収納できます。
がっしりとして赤ちゃんをしっかり支えられる一方、持ち運びに不便、装着が面倒というデメリットがあります。
firstパーツ使用時は子供の体重が重いと腰に負担がくる
上の写真はfirstパーツを使用して子どもを抱っこしたものです。
この写真を見ていただくと、腰の右半分が腰のバックルベルトのみになっています。
すると腰の部分が支えが少なく、紐のみで支えるような形になります。
すると紐があたるところが腰に食い込んで痛みを感じるというデメリットがあります。
小さいうちはそれほど痛みはないかもしれませんが、子供が大きくなると負荷がかかり痛みがでやすいでしょう。
見た目がごつい
ベビーアンドミーベルク-エスはワン-エスと比較しても、肩ベルトがスリムになるなど、前モデルよりはスリムになりました。
とはいえ、やはりヒップシートの大きさは負荷分散のために大きく、そこからダブルショルダーをつけると、抱っこ紐が歩いているかのような大きさに。
小柄なママがつけると、抱っこ紐が歩いているっていう感じかも
ベビーアンドミーのヒップシートは、街中をみていてもパパがつけている割合が多い気がします。
おんぶで使う人は少ない
ヒップシートはダブルショルダーをとりつければおんぶはできますが、使っている人はあまり目にしたことはありません。
ヒップシートが背中でかさばる上、おんぶは、対面抱っこほど負荷分散する必要がないというのも理由にあるでしょう。
BELK-S firstセットがあるなら、 firstパーツを使っておんぶをした方がコンパクトでおすすめです。
ベルク-エス(BELK-S)シリーズの口コミ
ベルク-エスシリーズの良い口コミや悪い口コミを集めました。
実際使っている人は、使ってみてよかったという口コミが多いです。
一方、悪い口コミは、購入前のもので、やはり値段が高いから購入に迷うという点があげられました。
良い口コミ
良い口コミでは以下のようなことが多く見受けられました。
- 装着していて楽
- 長く使えるのでよい
- 兄弟姉妹で使えて良い
ベビーアンドミーが楽という口コミです。
うちはベビーアンドミーの抱っこ紐使ってんだけどヒップシートキャリア単体で長時間抱っこできる&乗せ降ろしがラクなのでおすすめしておく pic.twitter.com/xwPmSqmA07
— マヨネコ57.6 (@mayonekomayotte) January 4, 2022
悪い口コミ
悪い口コミは以下のようなものがありました。
- おんぶにやりにくさを感じた
- 値段が高い
ヒップシートでのおんぶはちょっときついという口コミです。
私ベビーアンドミーの抱っこもおんぶもいけるやつでおんぶしてるけどマジ使いにくい🫠私も昔ながらのおんぶ紐を別に買おうか迷ってる😵💫参考にならんくてごめん😵💫🙏
— yae ☺︎👶🐘0y (@yae26967854) August 31, 2022
また値段が高いという口コミもありました。
もしコスト的高い場合は、新生児から使わないということであれば、同じくベビーアンドミーのワン-エス(ONE-S)モデルがコスパが良い点でおすすめです。
ONE-SとBELK-Sの違いは以下
まとめ
ベビーアンドミーのベルク-エス シリーズの魅力を紹介しました。
ベルク-エスは、新生児から使える、ベルク-エス ファーストセット(BELK-S firstセット)をと購入すると値段が高いというデメリットもあります。
ただ、エルゴの上位モデルも3万円超えますし、一つ二役使えると考えればかなりコスパが良いのではないでしょうか?
1セットあれば年子でも使いやすい他にはない抱っこ紐です!
特に、兄弟姉妹で使いたいという人は検討をおすすめします。
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