抱っこ紐インストラクター&アドバイザーをしているYukariです。
抱っこ紐なんとか1本で済ませたいんだけど、おすすめの抱っこ紐ってない?
それなら、ベビーアンドミーのヒップシート型抱っこ紐はどうかな?
ベビーアンドミー(BABY&Me)のヒップシート型の抱っこ紐は、新生児時期から48ヵ月(20キロ)まで対応できる抱っこ紐。
今回は、ベビーアンドミー(BABY&Me)のヒップシートの主流商品ONE-S(ワン・エス)とBELK(ベルク)の特徴、およびその使用感についてお伝えします。
- 新生児から4歳ごろ(20キロ)まで長く使いたい
- 赤ちゃんが大きめで抱っこが大変
- 年の近い兄弟姉妹がいる
- ヒップシート単体で購入したい
- 肩こりに悩んでいる
ベビーアンドミー(BABY&Me)のヒップシートとは
ベビーアンドミー(BABY&Me)のヒップシートの特徴についてまとめました。
ヒップシートのメリット・デメリット
ヒップシートキャリアとは、赤ちゃんが腰掛けるように台座がついているタイプの抱っこ紐。
ヒップシートはどのメーカーも共通で、以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット | デメリット |
---|---|
腰と肩でがっしりホールドするので負荷分散が可能 ヒップシートのみ単体でも利用できるため、大きくなってからも使いやすい 前向き、横抱きも容易 20キロぐらいまでと3歳すぎまで長く使える パパとの共有が楽 | 腰に負担がいきやすいので腰痛持ちは注意 持ち運びがかさばる 赤ちゃんが小さいうちは股関節に負担がかかりやすい 密着抱っこができない |
抱っこ紐アドバイザーとして、赤ちゃんの快適抱っこを推奨する立場としては、1歳未満のうちのヒップシートの利用は股関節や腰への負担などを考慮するとおすすめできません。
一方で、しっかり歩けるようになったら、抱きおろしが楽だし、抱っこを補助するという意味では非常に使いやすいのでおすすめです!
またヒップシートは単体で使用する場合、腰で赤ちゃんを支える必要があります。
そのため腰痛もちの人は、製品をよく選んで購入し、正しく使用しましょう。
あんまり安い商品を購入すると腰への負担が増してしまう可能性があります。
腰痛もちの人は、肩ベルトを使うことでかなり軽減はされるけど、単体でヒップシートを使う時はしっかり商品を選んでね!
ベビーアンドミーのヒップシートの特徴
ベビーアンドミーのヒップシートは腰痛もちでも大丈夫かな?
ベビーアンドミーのヒップシートは腰への負担軽減を考えて作られているから比較的腰に優しいよ!
ベビーアンドミー(BABY&Me)のヒップシートは腰ベルトによって姿勢をサポートする作り。
また台座にも工夫がされていて、抱っこするパパやママへの負担を最小限にできる仕組みになっているんだ。
ヒップシートにありがちな腰への負担がかなり軽減されています。
実際装着して子どもを抱っこしてみると、背筋をコルセットでのまいたようなフィット感があるよ。
赤ちゃんにもパパ、ママにも優しい抱っこ紐として口コミでも高評価を得ています。
うちはベビーアンドミーのベルクSにしたよ高いけど試着して1番体が楽やった
— ®︎ (@rptn_chu) May 22, 2022
ONE-S(ワン・エス)とBELK(ベルク)の違いとは?
ベビーアンドミーのヒップシートは2種類のシリーズ展開があります。
肩紐がついて一対となっている商品をメインとして展開しています。
シリーズは以下2種類。
- ONE-S(ワン・エス)
- BELK(ベルク)
二つとも基本的な見た目や抱き心地はほぼ同じですが、ベルクは、ワン・エスより進化している点もあります。
ベルクは新生児からの抱っこを可能にし、また肩ひもが細くなるなど、小柄な女性でも抱っこしやすい設計になりました。
ワン・エスとベルクの大きな違いは以下です。
- ベルクは新生児セットを使えば、新生児期からパッドなしで使用できる
- ベルクは日本人の体形にあわせて肩ひもが細くなる
- ベルクはヒップシート部分の全面滑り止めつき
- ワン・エスのほうが安い
どちらが良いか迷ったら、以下のように選ぶことをおすすめします。
- セカンド抱っこ紐として使う+コスパを選ぶなら ONE-S(ワン・エス)
- 新生児から使いたい ベルク(BELK)
またヒップシート部分を単品購入したい人には、「BELK-S hipseat」があります。
こちらは単体販売のみで、あとから上に肩紐部分を装着することはできません。
現在、
「BELK-S hipseat」ヒップシート単体の商品は、肩紐と一対となっている商品(ワン・エス、ベルクのシリーズ)のヒップシートの台座部分が若干小さめになります。
ワン・エス ライト ONE-S・LIGHT | ベルク エス BELK-S | |
---|---|---|
対象月齢 | 4か月(首すわり)~48ヶ月(20キロ)まで | 4か月(首すわり)~48ヶ月(20キロ)まで 別売りのBELK.firstと併用で新生児から使用可 |
重さ | 720g | 約800g |
肩紐幅 | 広め | ワン・エスよりスリム |
対応ウエスト | ~114cm | 58cm-124cm |
ヒップシートの滑り止め範囲 | 中心部 | 全面 |
収納力 | とりはずし不可のウエストポーチ | 取り外し可能なウエストポーチ付き |
同梱品 | ヒップシート、キャリアパーツ、ベルトカバー(左右セット)、前向きよだれカバー、スリーピングフード、安全ベルト | ヒップシート、 キャリアパーツ、ベルトカバー(左右セット)、前向きよだれカバー、 スリーピングフード安全ベルト、 ウエストポーチ |
付属品(別売り) | 新生児期パッド | BELK.first(新生児から使えるオプションパーツ) |
生活防水 | ||
価格をみる | 楽天でみる | 楽天でみる |
ONE-S(ワン・エス)シリーズの特徴
ONE-S(ワン・エス)LIGHTはベビーアンドミーヒップシートキャリアのスタンダードモデル。
ベルクに比べ価格も安いので、コスパが良い点で人気です。
ただ、現在ONE-Sは、在庫がほぼなくなってきており、カラーによっては追加生産がないようです。
主力製品はベルクに移行してきています。
ということで購入したい場合は早めに購入しましょう。
BELK(ベルク)シリーズの特徴
2019年12月に発売された商品です。
BELK(ベルク)の基本的な部分はONE-S(ワン・エス)と同じです。
ただ、ワン・エスよりあとから発売されたため、日本人の体にさらにフィットするようにショルダーベルトのつくりや、台座の部分の工夫がされています。
ベルクは新生児から使えるBELK.firstと組み合わせると、一石二鳥の抱っこ紐になります。
1人分買えば、兄弟姉妹も同時に使えるという驚きの使い方ができます。
以下サイトで詳しくレビューしています。
ワンエスとベルクの違いを口コミからレビュー
ONE-S(ワン・エス)とBELK(ベルク)を実際試した感想や口コミをお伝えします。
抱き心地
ONE-S(ワン・エス)とBELK(ベルク)ともに赤ちゃんの抱き心地は抜群。
1歳過ぎの子供をヒップシートと肩ベルトを使用して抱っこしましたが、赤ちゃんの重さはそれほど苦になりません。
その時使っていたエルゴと比較して肩への負担はかなり軽減されるのを実感しました。
長時間抱っこになった場合は、この差はかなり出てくるでしょう。
腰が痛い?
ベビーアンドミーのワンエスもベルクもヒップシートを使用するときに痛いという話はあまりありません。
🦒のフード可愛ええ(❁´ω`❁)
フードの隙間からカメラに写りたがる👶笑
キョウリュウさんも本人に可愛いかった🦕💓
#ベビーアンドミー #ベビミライフ
#1度試着して欲しい 🥺
そう言えば仕事柄、腰痛もちなんだけどヒップシートつけたから腰痛い〜とか思ったことないかも😳スゴ pic.twitter.com/Drzrxvggnz— ︎みーな🐣5y🎀2y👶 (@minionmiisa) July 10, 2021
一方、わたしがベルクの、BELK.first(ベルクファースト)を使って抱っこしたところ、腰ベルトの紐の部分があたって痛く感じました。
肩ひもの違いによる使い心地の差
BELK(ベルク)は肩紐がスリムにということでしたが、ONE-S(ワン・エス)と両方使ってみた感じでは、使い心地はそれほどかわりませんでした。
肩紐がスリムなのは確かにリュックなどをかけやすいし、肩幅がいかつくならないので、なで肩の人や華奢なママには扱いやすいです。
小柄なママにはベルクがおすすめです。
ヒップシートの滑り止めの違い
ヒップシート部分の赤ちゃんの座らせやすさですが、ONE-S(ワン・エス)とBELK(ベルク)ともにそれほどの差はありません。
BELK(ベルク)は全面滑り止めになっているとのことですが、ONE-S(ワン・エス)だと赤ちゃんが滑りやすいということもありませんでした。
使い心地にものすごく差があるわけではないので、新生児期から使わないセカンド抱っこ紐としては、少し値段の安いONE-S(ワン・エス)でも十分だということがわかりました。
ONE-S(ワン・エス)が良いという口コミ
・装着に慣れが必要でした。でも抱っこしてしまえば移動は楽です。子どもも落ち着いて寝てくれたので、助かりました。
・ヒップシートも肩紐もややボリュームがあるため大きく見えてしまいますが、肩は大変楽になりました!家事をするときはヒップシートのみを使用することで腱鞘炎も良くなりました。
肩が楽になったという口コミが多数見受けられます!
一方抱っこ紐全体のボリュームがあるので、見た目の存在感がかなりあるのが欠点のようです。
BELK(ベルク)が良いという口コミ
・全部あわせるとかなり高額ですが、一番気にったのが他のヒップシートにはないウエストポーチが外れるというところです。
・二人目が産まれた場合、一人はパパがヒップシートで抱っこ。下の子はママが通常の抱っこ紐タイプで抱っこできるという点で、高額でも購入を決めました。
高額だけれどもパパママ二人で使えるという点にひかれて購入する人が多いようです。
まとめ
ベビーアンドミーのヒップシートは大変使いやすいヒップシート。
特に腰ベルトが付け替えられるモデルのヒップシート型抱っこ紐は少なくベビーアンドミーならではの特徴です。
1つの抱っこ紐で長く使いたい、兄弟姉妹がいるという場合にはベビーアンドミーのヒップシートを検討するとよいでしょう!
ほかにもミアミリー、ポグネーなど同時に検討している方が多いのでぜひ以下の記事もみて比較してみてくださいね!
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