エルゴから2020年4月に新発売となった抱っこ紐エンブレース。発売開始前からママたちの間では話題の商品でした。
新生児用にエンブレースという抱っこ紐どうなんだろう?
新生児の抱っこのしやすさは確かによいけど、生地が暑いので夏には不向きかな。。
そこで今回の記事では、エルゴ上位モデルとエンブレースの違い、エンブレースの付け方、口コミなどを紹介します。これからエンブレースの購入を考えている方はぜひ参考にしてください。
エンブレース(EMBRACE)ってどんな抱っこ紐?
エンブレースってどんな抱っこ紐?抱っこ紐エンブレースの特徴をはじめ、付け方などに関して紹介します。
特徴
2020年新生児から使える抱っこ紐。
人気のエルゴOMNI(オムニ)360などの上位モデルのエルゴの抱っこ紐も新生児期から使用可能ですが、新生児期は体が小さいため抱っこ紐に赤ちゃんが埋もれがちだったり、慣れないと抱っこしにくいという欠点がありました。
わたしも普通のエルゴで新生児抱っこしようと思ったけど、二人目でも難しかったよ。
そこで2020年4月からエルゴから新登場したのが新生児(0‐12ヶ月)に特化した抱っこ紐「エンブレース」です。
抱っこすると自然に体が赤ちゃんを包み込むように作られており、寝かしつけなどにも便利。
エンブレースは新生児が安心して抱っこされやすいラップタイプの抱っこ紐と装着がしやすいという通常の抱っこ紐の良いところを組みあわせて作られているのです。
初心者でも簡単に付けられるという点で発売前より話題の商品でした!
ウエストベルトで抱っこの負担減
新生児向けの抱っこ紐は、ベビービョルンMINIや、コニーのように肩のみで赤ちゃんを支えるタイプが多いです。
そういうタイプはウエストベルトがない場合が多く、肩に負担がかかるといデメリットがありました。
エンブレースはウエストベルトと肩のショルダーベルトでしっかり赤ちゃんをホールドするため、大き目赤ちゃんでもパパ、ママの負担が少なく抱っこすることができます。
エンブレースはパパ、ママ共有可能!
エンブレースの抱っこ紐はこれ一つでウエスト周り約135cmまで対応可能のため、パパ、ママが腰回りの調整一つで共有することができます。
ラップタイプで人気のコニーの抱っこ紐だと、大きすぎる、細すぎる人の場合共有するとサイズがあわないこともあります。
エンブレースは幅広い体型をカバーできるのが特徴です。
対象年齢と付け方
対象年齢によって3通りの抱き方ができます。
- 新生児対面抱き:ウエストベルトを二回折り返して使用する方法
- 対面抱き:ウエストベルトは折り返さずに使用する方法
- 前向き抱き:赤ちゃんを前向きに抱っこする方法
おんぶはできませんが、前向き抱きもできるという特徴があります。
エルゴOMNI360、ADAPTとの違いは?
エルゴの定番商品ADAPTや最上級モデルであるOMNI360。
今回エンブレースが発売されたことでどれを買ったらよいが迷っている方のために比較表を用意しました!
抱き方についてはエンブレースは3種類とありますが、対面抱きであることは普通の対面と変わらないので大きな意味では対面抱きと、前向き抱き2種類と考えてよいでしょう。
OMNIブリーズ | ADAPT(アダプト) | エンブレース | |
抱き方 | 4種類(対面、前向き、おんぶ、腰抱き) | 3種類(対面、おんぶ、腰抱き) | 3種類(新生児対面、対面、前向き) |
対象年齢 | 新生児~4歳まで | 新生児~4歳まで | 新生児~1歳まで |
体重 | 3.2~20.4キロ | 3.2~20.4 | 3.2~11.3キロ |
素材 | 本体:綿100% クールエア:ポリエステル100% | 本体:綿100% | ポリエステル79%、レーヨン17%、ポリウレタン4% |
本体重量 | 約790グラム | 約730グラム | 約700グラム |
価格(税込み) | 楽天でみる | 楽天でみる | 楽天でみる |
エンブレースの口コミをまとめました!
エンブレースは発売前からエルゴからの商品とあり、事前予約を受けつほど人気の商品。実際に使い始めたパパ、ママの口コミはどうなのでしょうか。
口コミのまとめ
- 他社の抱っこ紐に比べて装着が楽で抱っこがしやすい
- ベルトの調整が簡単
- 生地に伸縮性があるため、体にフィットしやく赤ちゃんが安心する
- コンパクトでかさばらずに使いやすい
- 肩ひもがあわなくてすぐにずり上がってきてしまう
- 夏は暑い
装着が楽で抱っこがしやすい
圧倒的に多いのがエルゴ上位モデルの抱っこ紐や他社の抱っこ紐と比較して、エンブレースの装着が楽で抱っこしやすいという意見です。
まだ首も座っていない赤ちゃんは小さく、ふにゃふにゃと柔らかいため、通常の抱っこ紐だとかなり大きいです。
そのため、最初は抱っこするのが難しいですし、抱っこできても顔が埋もれてしまわないか気をつかいます。
ベルトの調整が簡単
エルゴの上位モデルのものだと首の後ろでバックルをとめなくてはなりません。
エンブレースの場合、腰横にバックルがあるため比較的楽に装着可能です。
ベルトも赤ちゃんを抱っこしてから調整することができるので簡単です。
生地に伸縮性があり、赤ちゃんにフィットする
ラップタイプの抱っこ紐の良い点は赤ちゃんにフィットするため、特に新生児期はママとの密着度が増し、安心しやすいという点があります。
エンブレースは赤ちゃんにフィットし、安心感を与えるため、寝かしつけにもおすすめされています。
コンパクトでかさばらない
エルゴの上位モデルの抱っこ紐は丈夫で長持ちしますが、大変かさばりやすいのでお出かけの時に鞄に入らないという欠点があります。
産まれてから1年は乳幼児健診などに行くことも多く、そういう時は荷物も多くなりがちです。そのためかさばらない抱っこ紐は大変重宝します。
エンブレースは柔らかい素材でかさばらないので持ち運びにも大変便利です。エルゴの上位モデルと比べても軽量化されています。
肩ひもがずり上がる
エンブレースは肩ひもで肩を覆うように調整します。
ただこのような形の場合、パパやママの体型によっては肩ひもがずり上がってしまいがち。
とくに上に手を挙げた時はどうしてもずりあがってしまいます。
ずりあがっても特に機能的には問題はないようですが少し面倒でしょう。
夏は暑そう
エンブレースの素材をみてみると、ポリエステル79%、レーヨン17%、ポリウレタン4%。
現在のところメッシュ生地は発売されていません。
猛暑に使うとかなり暑いです。
暑いので淡い色を購入したという人もいましたが、淡い色でも生地は同じなので暑かったでしょう。
街中でも真夏はエンブレースを付けているひとはほとんどみませんでした。
真夏に使おうと考えている方は、メッシュ生地のあるコニーの方が涼しいでしょう。
エンブレースの最大の欠点は暑さ対策の部分かと思います。
まとめ
エンブレースは使い方がシンプルでわかりやすい、負荷分散力が高いという点で、口コミでも高評価を得ている新生児向き抱っこ紐です。
その点、初めて抱っこ紐を使う人にとってもおすすめ。
でもエンブレースは、生地が厚めなため真夏には不向き。
ママの肩の部分もおおうので、抱っこする側も暑く感じる可能性があります。
新生児向けには「コニー」や「スモルビ」などラップタイプの抱っこ紐もあるのでぜひこちらも検討してみてくださいね!ママとの密着度が高い分、赤ちゃんが安心します。
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