抱っこ紐アドバイザーのYukariです。
最近、子どもが歩き出して家事をしていても目が離せれないの。ちょっとおんぶに興味があるんだけど、おすすめのおんぶ紐はある?
グランモッコというおんぶ紐は知っている?おんぶ紐に興味あるならぜひ知っておくとよいよ。
グランモッコは、熊本県西海岸の天草地方の伝統的なおんぶ紐を元に商品開発されたおんぶ紐。
子供の視界が開け、親への体の負担が減る高いおんぶ位置と、正しいM字の脚のポジションをキープできる特徴のおんぶ紐です。
それではグランモッコの紹介や実際に使っている人の口コミからメリット、デメリットなどをお伝えいたします。
- 高い位置でのおんぶができ、赤ちゃんの視界が開ける
- 使い始めは少し練習が必要だが、慣れれば簡単
- 講習会、イベントなどで使い方を教えてもらえる
- おんぶ以外も、抱っこ紐として、チェアベルトとしてなど様々な用途に使える
- 販売は、アンバサダーや販売店、公式サイトのみ
さらに楽なおんぶ紐を探している人にはディディクリックやディディタイがおすすめ!
グランモッコ(gran mocco)の特徴
gran mocco(グランモッコ)とは金具や留め具がない一枚の布が特徴の抱っこ紐です。
昔ながらのおんぶヒモ”もっこ”を現代風に!をコンセプトに 商品開発がされたもの。
熊本県西海岸の天草地方で古くから長く愛用されてきたおんぶ紐を元にして商品が生まれました。
へえ~日本昔ながらのおんぶ紐ってなんか和でいいね~
作りがシンプル
金具や留め具がない一枚の布でできています。
とにかく作りも見た目もシンプル。
そのため授乳ケープとして使ったり、で使えるなど、工夫次第で9通りの使い方ができます。
布一枚でできているシンプルなつくりだからこそ、様々な使い方ができるよ。
家族で一緒に使うことができる
シンプルなおんぶ紐のため、体の大きなパパと、小柄ママでも一緒にサイズにとらわれずに使うことができます。
1枚あれば、使い分ける面倒や心配がなくなります。
おばあちゃんの世代は抱っこで子育てより、おんぶで子育てしていた人も多いため、子供を預ける時にも、おんぶ紐があればお願いしやすいかもしれませんよ!
高い位置でおんぶできる
グランモッコの良さは、高い位置でおんぶできるというメリットがあること。
高い位置でのおんぶには以下3つのメリットがあります。
- 赤ちゃんの視界が広がる
- 赤ちゃんの様子が確認しやすい
- おんぶする人が楽
実はおんぶ紐によっておんぶができる高さがまるっきりちがうんです。
エルゴなどは、おんぶ位置が低くなるため赤ちゃんはおんぶされたとき、おんぶしたパパやママの背中しかみえません。
それはそもそもエルゴなどキャリ―タイプの抱っこ紐を開発した会社は欧米の会社でおんぶという習慣が少なかったから。
一方、日本ではおんぶ文化です。
そのため昔から赤ちゃんにもママにも楽な高い位置でのおんぶがスタンダードでした。
日本の伝統的なおんぶ紐をもとに作られたグランモッコだからこそ高い位置でのおんぶを可能にしています。
おんぶに自信のない人も安心
グランモッコは使い慣れるまで何度か練習をした方がよいでしょう。
ただし、ベビーラップのような複雑な要素はないため、比較的おんぶ初心者でも簡単におんぶをすることができます。
また全国で講習会も開かれているので、何か困ったらサポートを受けられるのもよい点です。
9通りの使い方ができる?!
シンプルなつくりのおんぶ紐なので、様々な場面で使用することができます。
もちろんグランモッコは、おんぶ紐だけでなく、抱っこ紐としての使用も可能。
それだけでなく、 「授乳ケープ」として、「ブランケット」として「おむつ替えマット」としてなど、布を活用すれば工夫次第で様々な使い方ができます。
「チェアベルト」としても使えるので非常に便利ですし、災害が起きた時などは、緊急避難時の間仕切りなどにも使えるので重宝します。
最近、家事におんぶもっこが大活躍で欠かせない存在になってきた。おんぶだと洗い物したりご飯作ったりもできるのがいいし、高確率で寝てくれるからありがたい〜!ただ、夏のおでかけには暑いから、外で使うのは涼しくなってからかなぁ。#おんぶもっこ #granmocco pic.twitter.com/YPuNWwKaCY
— しゃーごん (@shagong_diary) July 23, 2019
いつからいつまで使える?
約4カ月(首が座ってから)から30ヵ月以内 (体重14.9kg)まで使うことができます。
グランモッコの公式サイトでは、使い始めは赤ちゃんの発達によってですが、寝返り(生後5~6ヵ月)ができるようになってからの使用が推奨されています。
グランモッコは赤ちゃんの脇に布をはさんでおんぶするため、首もとのサポート機能はありません。
少なくとも首がしっかり自身で支えられるようになって、「かくん」と後ろに倒れないようになってから使うとよいでしょう。
公式サイトの案内でも、寝てしまったら頭が後ろに倒れる可能性もあるので降ろすことをおすすめしています。
また大きくなっても、グランモッコは布タイプのおんぶ紐で密着し、重くなってきた子供でも負荷を少なくしておんぶすることができます。
ただし、おんぶする親の負担がかかるので、おんぶするときはしがみついてもらうなどすることで、楽におんぶができるでしょう。
買うならベーシック?フォレスト?
ベーシックとフォレストの違いは、生地とチェストベルトがついているかの違いです。
ベーシック
ベーシックは、質の高いドレスなどにも使用される光沢感のある綿生地を使用しています。
そのためファッションが好きな方にはおすすめです。
手縫いの背守り刺繍も特徴的で収納用のあづま袋がつくので、持ち運びにもコンパクトになります。
フォレスト
もも裏パッド、紐留め、衝撃吸収材の入った肩パット、ギャザーなどの基本仕様はベーシックと同じ。
違いは、生地の種類がヒッコリー生地(デニム素材)で、ベーシックよりさらに丈夫。チェストベルトがついており、肩ひものずれ防止ににも役立ちます。
ベーシックよりカジュアルな感じだよ。チェストベルトがあると負荷分散にもなります。
普段使いから家事やレジャーにも使えるものを探している人にはこちらがおすすめですが、生地感の好みで選ぶのもおすすめです。
夏用メッシュ生地
夏用はセカンドタイプのグランモッコのクールメッシュモッコがあります。
真夏におんぶをするのは暑いので、夏などに使用するためのグランモッコになります。
ベーシックタイプは、オールシーズンで使用できますが、暑がりな赤ちゃんだと嫌がることもあるのでその場合はクールメッシュモッコがおすすめです!
ポリエステル100%なので重さはたったの270g。(従来品の約半分の重さです。)
耐久性は従来品とほぼ変わりません。
一方、クールメッシュの生地は通気性を重視で、他の記事に比べてなめらかで伸びやすいので、おんぶをする際には、結び方を胸結びにするとより安定しやすいです。
安定性や負荷分散はベーシックやフォレストの方が高いから初心者さんにはベーシックかフォレストがおすすめだよ。
グランモッコは、もし使い慣れたら夏と冬で使い分けがおすすめします。
実際に、使っているママは、こちらを春〜夏、秋と使用し、冬だけ通常のモッコを使用ています。
そうすると、とても通気性がよくさっと洗え、持ち運びも楽で夏は特に手放せないということでした。
夏だけは、クールモッコを使い、冬の寒さには通常時もモッコと2つ使いするのがおすすめです。
違いのまとめ
種類 | ベーシック | フォレスト | クールメッシュモッコ |
---|---|---|---|
サイズ | ・レギュラーサイズ((サイズ)本体:54×80cm、紐:400×7cm) ・紐長タイプ(【紐長タイプ】紐の長さプラス30cm) | 本体:54×80cm、 紐:400×7cm | 本体:54×78cm 紐:173×7cm×2本 |
チェストベルト | × | ◯ | × |
カラー | 2色濃藍色(こいあいいろ)亜麻色(あまいろ) | 1色 ストライプ | 6色 |
グランモッコのメリットに関する口コミ
グランモッコは一度使い慣れてしまえば、赤ちゃんにもおんぶするパパ、ママにも非常に使いやすいおんぶ紐です。
良い口コミを見ていきましょう。
高い位置でのおんぶで赤ちゃんと親が同じ目線に
高い位置でのおんぶは赤ちゃんと親が同じ高さの目線になります。
親にしがみつき安心感を得ながら、同じ目線で物をみれるので赤ちゃんもご機嫌になりやすいといいます。
おんぶの人珍しいのか、これでコンビニと郵便局行ったら色んな人から温かい声を掛けてもらった。
— すー☺︎ @1yo🦖 (@Sue_31522) December 21, 2022
グランモッコのおんぶ紐は高い位置で背負うことが出来るから息子が私と同じ視点で周囲を見れてとても良い。最近後追いがえげつないので、家事する時はもっぱらおんぶ。もっと早く導入すべきだった! pic.twitter.com/UJsfwAkd2p
また、すぐ横をみると赤ちゃんの顔があり、赤ちゃんの様子がすぐわかるのもよいですね!
楽におんぶができる
エルゴと比べてもよい評価をしているユーザーさんが多いのが特徴です。
おんぶをメインにしたいという人には、エルゴのようなキャリ―タイプの抱っこ紐でおんぶするよりおんぶ向けのグランモッコがオススメです。
このおんぶ紐優秀😭#グランモッコ
— miho👦🏻3y&👦🏻2y (@kawarachaaaaan) September 1, 2021
担いで背負う昔ながらのやつで、慣れたらめっちゃ楽。エルゴだと背中に埋まっちゃうけどこれは高い位置で背負えるから景色見えて楽しそう。背負いながらアニキの面倒も見れるし家事もできるしそのうち寝てくれるし、やっぱ楽! pic.twitter.com/TfhnkhkFBj
赤ちゃんも安心
グランモッコは赤ちゃんの目線が「おんぶ」でママと同じ目線になるというのが特徴です。
それなら、前向き抱っこでいいんじゃない?と思う方もいるかもしれませんが、前向き抱っこは、赤ちゃんがしがみつくことができず、赤ちゃんは安心感が得られません。
大人がジェットコースターで足がぶらぶらしている状態だと余計怖さが増すのと同じようなイメージを持ってもらえばよいかと思います。
おんぶしながら、視界が広がるというのは非常に赤ちゃんによってもよいのです。
最近@yayoikatayama のご指導を受けて
— インスパイリングAki (@PANCO0727) May 24, 2022
グランモッコというおんぶ紐を使ってますが、これまで使っていた抱っこ紐のおんぶよりも高い位置でおぶれて、とってもいい感じ😊
ベビーにとっても目線が高くなって脳の発達にも良いとか✨
何よりママの首の匂い嗅ぐと子どもって安心するみたいでよく寝るよー☺️ pic.twitter.com/twG6I6Z9xb
そのためお昼寝に重宝するという意見もあります。
グランモッコのまま着地して、お布団で爆睡するお子さんもいるそうです。
実際に、エルゴなどの抱っこ紐で寝かせると失敗するけど、グランモッコがお布団の感覚とにているので、柔らかさというか自然に寝てくれることが多く、背中スイッチが入りにくいと大絶賛のママの声を聴きました。
お母さんの背筋が伸びる!
おんぶをすると前かがみになるりやすいと感じる方も少なくありません。
グランモッコでおんぶすることで、前屈みになりやすい背筋がシャキッとするという口コミもあります。
グランモッコを使用していた頃は、肩こりなど違和感を感じなかったという口コミもあります。
グランモッコのデメリットに関する口コミ
グランモッコのデメリットのオンライン上での口コミはあまり見かけませんでしたが、実際に使っているママの声などを広い集めました。
夏は暑い
グランモッコは生地がしっかりしているので、夏が暑いという口コミがあります。
夏用生地をおすすめします!
赤ちゃんの様子がわかりにくい
抱っこに比べて、赤ちゃんの様子がわかりにくいというデメリットがあります。
今日は少し体調が優れない、ミルクの吐き戻しがあったなどにはすぐに対応する際に表情が見えないので、対応が遅れることがあります。
赤ちゃんの体調がちょっと気になるという時は、おんぶより対面抱っこにする方がよいでしょう。
車や新幹線など外出先では装着しにくい
車や新幹線など狭い場所では装着しにくいです。
通路や道端では子どもを背負う時に場所をとるからです。
例えば、外出先の電車の中で、おんぶをせがまれたけど、という時にさっとおんぶできるとは言い切れません。
このような場合は抱っこ紐の方が便利ということが多いです。
使い方が難しい
おんぶでの抱き抱えて上に乗せるまで難しいと感じたり、心配になる人も少なくありません。
バックルなどがなく、布一枚でおんぶができるのか慣れるまで大丈夫か心配になる方も多いでしょう。
使い方に不安がある人は、オンラインでも全国各地で開催されている交流会に参加するのがおすすめです。
確かになれるまでは練習は必要ですが、おんぶをサポートする講座も全国で開かれています。
オンラインなどでも教えてもらえるので、一度参加してみるのもおすすめです。
まとめ
今回は、グランモッコの抱っこ紐の口コミやメリット、デメリットをお伝えしました。
グランモッコの抱っこ紐を使った人の満足度は非常に高く口コミも良好です。
特に屋内での使用にすぐれているので、家事と育児を一度にしたい方にはオススメです。
グランモッコはこんな人におすすめ
- 家で使うことが多い
- 家事をしたり、両手を自由に使いたい
- 寝かしつけに使用したい
お家で利用する人です。口コミにもたくさんあったように、グランモッコのまま着地して、お布団で爆睡するお子さんもいるそうです。
お昼寝がスムーズにいくとママのお昼寝もできるのでおすすです。
グランモッコをおすすめできない人
- 外出時に使用したい人
- おんぶより抱っこが多い人
反対にグランモッコをオススメしない方は、自宅より外出が多い人です。他の抱っこ紐と違い、道で抱っこしたくてもさっと抱っこ紐をする場所がないとむずかしいです。
またグランモッコでの抱っこはおんぶをするより難しいという口コミも多いので、抱っこ紐として使いたい人には不向きです。
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