抱っこ紐アドバイザーのYukariです。
今回は抱っこ紐の中でも、先輩ママ、パパからも利用率、支持率ともに高い人気ブランド「エルゴ(Ergo)」の「オムニブリーズ(OMNI Breeze)」について、メリット、デメリットをお伝えします。
エルゴ、オムニブリーズは、SNSや口コミで人気だけど、実際はどうなの?
エルゴは知名度が高いので購入するケース多いです。実際使っている人たちの口コミをきちんと見て、メリット、デメリットを検討してから購入しましょう!
結論から言うと、悪い口コミより良い口コミの方が多いです。
とはいえ、デメリットももちろん0ではありません。
購入を考えている人は、参考にしてみてくださいね。
- エルゴオムニブリーズのメリット、デメリットについてきちんとしりたい
- 他のメーカーの抱っこ紐との違いを知りたい
エルゴオムニブリーズ(Ergo OMNI Breeze)の特徴やメリット
先輩ママ、パパが使って使いやすいと、安心感が支持されているオムニブリーズ。
通気性、肌ざわりともにパパ、ママから満足という口コミが多数みられます。
オムニブリーズでは、以前のモデルと異なりSoftFlex™メッシュという生地を採用し、通常のメッシュよりさらに赤ちゃんにやさしくムレにくい作りとなりました。
また、肩こりや腰のサポートもさらに改良され、ママやパパにとっても優しい抱っこ紐になっています。
では、具体的な特徴やメリットを詳しくみてみましょう。
前モデルのオムニ360クールエアとオムニ360ブリーズの違いを詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。オムニブリーズの特徴もよくわかるよ!
高い通気性
赤ちゃんを長時間抱っこすることの多い抱っこ紐にとって、通気性は大事。
通気性が悪いと汗っかきの赤ちゃんは肌トラブルを起こしやすくなります。
娘は、長時間抱っこしているとお尻が真っ赤になったり、背中やお腹が赤くあせもになりました。
その点、オムニブリーズならダイヤモンド型メッシュといって、通気性のことを一番に考えた作りとなっています。
そしてさらにすごいのは、腰ベルトにも配慮。抱っこする人のウエスト周りの蒸れも軽減しています。
抱っこする人が暑いと、赤ちゃんにも熱が伝わるから、ママ、パパの暑さ対策も大事だよ!
抱っこの負担軽減
抱っこ紐の悩みといえば肩腰痛です。
毎日の抱っこで腰痛は負担が大きいですよね。
オムニブリーズは、肩腰の負担を和らげるパッド入りです。さらに肩ストラップ、腰サポート付きでウエストサポートもされています。
実はエルゴオムニブリーズは前モデルのエルゴよりも肩パッドは薄くなり、ごつさは軽減されています。それでも肩腰のサポート力も高いのが特徴。
人間工学に基づいた設計をすることで、バランス良く方や肩や腰の負担が分散されるようになっています。
4通りの使い方ができる
対面抱き、前向き抱っこ、腰抱き、おんぶの4通りの使い方が可能です。
対面抱きの際ににはクロス装着と言ってショルダーベルトを背中でクロスさせさらに負荷を軽減できるような抱っこの方法も可能です。
また、前向き抱っこは、絶対必要な機能ではないですが、動物園などで外の景色を見せたい時などに非常に便利です。
さらにおんぶや腰抱きができると、赤ちゃんが大きくなったあとも使い道が増えます。
ただし、前向き抱っこは、赤ちゃんの足がM字にならない、赤ちゃんへの刺激が強い、抱っこする人への負担があるため、抱っこ紐アドバイザーとしては必要な機能としておすすめしていません。
尚、前抱き抱っこは、絶対必要ではないので、前抱き抱っこ機能がない「アダプト」を選ぶことで、エルゴでも安く購入できます。
0歳から4歳まで使えるロングユース
新生児から4歳頃まで3.2〜20.4キロまで使用できます。
大きくなっても外出先で眠くなってしまったり、災害時の際になど、大きくなるまで使えるメリットは少なくありません。
また大き目の赤ちゃんでも安心して長く使えます。
ママ友の子供は1歳で15キロと大き目でした。2歳までのものだと、体重の負荷分散力が弱く、負担も大きくなる可能性もあります。
長く使える抱っこは、抱っこする人への負荷分散も考えて作られている点でもおすすめです。
クロス装着可能
エルゴオムニブリーズではクロス装着が可能です。
クロス装着することで背中全体で赤ちゃんを支えることができるため、負荷分散力が高まり、肩への負担を軽減することができます。
また背面でのバックルをとめず、脇でバックルをとめるため、後ろバックルに慣れないうちには、クロスバックルを使うという方法もあります。
肩がうすく浮きやすいという方にもおすすめの方法です。
ベビーウエストベルトが必要ない
以前はすべて付属品として抱っこ紐についていて、赤ちゃんを抱っこするときに必要だったベビーウェストベルト。
そのベビーウエストベルトが、オムニブリーズでは付属しなくなりました。
ベビーウエストベルトとは上の写真のようなもので、ベルト部分を赤ちゃんに巻き付け、下の部分を抱っこ紐の腰ベルトにまきつけて使います。
万が一の場合でも赤ちゃんの転落事故を防ぐというものです。
オムニブリーズになってベルトがなくなったからといって危険になったわけではありません。
現在ではベルトなしでもSGマークを取得しています。
抱っこ紐に慣れてくると使わない人も多かったベビーウエストベルト。つけるのも大変だったため、ベルトがなくても安全が保たれているという点ではメリットです。
オムニブリーズ詳細スペックまとめ
オムニブリーズの詳細スペックまとめです。
定価(税込) | 31,900円 |
---|---|
対象年齢 | 0カ月~48カ月 3.2キロから20.4キロ |
抱き方 | 対面抱き、前向き抱っこ、おんぶ、腰抱き |
ベビーウエストベルト | なし |
ウエストサイズ | 腰回り約60~132cmまで |
総重量 | 約740グラム |
生地 | SoftFlex™メッシュ |
カラー | 8色 |
エルゴオムニブリーズ(Ergo OMNI Breeze)悪い口コミ、デメリット
エルゴオムニブリーズのデメリットをみていきましょう。
エルゴオムニブリーズに限らず、エルゴ全般に言えることがデメリットとしてあげられます。
新生児には大きすぎる可能性も
オムニブリーズに限りませんが、エルゴシリーズは0歳から4歳までとロングユースなために、赤ちゃんを抱き入れる部分が大きめです。
抱っこする脇の部分にかなりの空間ができ、新生児の赤ちゃんを抱っこする際には大きすぎる可能性もあります。
今日エルゴ360でお散歩してたら👶が横の隙間?から落ちました!ギリギリ受け止めたけど、コンクリに頭からいくところだった…( ;ω;)
— おにく®️2y🎀 (@sknk0828) January 1, 2021
やっぱエルゴはまだ大きいのかな?ほんとに怖かった
5キロくらいの👶にいい感じのだっこ紐使ってる方いたらオススメ教えてくれたら嬉しいです!セカンドにしよう
特に細身の人や肩が薄い方の場合、赤ちゃんを抱っこすると肩ベルトがうくような感じでフィットしないということも。
細身の方は要注意です。
後ろバックルを止めにくい
オムニブリーズになって、後ろバックルの形状が、以前のシリーズと比較すると留めやすく改良されています。
とはいえ後ろバックルをとめにくいという口コミも。体が硬い人は要注意です。
肩痛いのもあって抱っこ紐エルゴの後ろバックルが難易度高い…。抱っこ紐早着け大会とかあったらぶっちぎりで最下位取る自信ある😂
— よしだししゃも☺︎2y+0m+難聴 (@shishamoyoshida) January 13, 2021
持ち運びが荷物になる
赤ちゃんとのお出かけは、オムツ、よだれかけ、ミルク、など荷物が多くなりがち。
持ち物が多いと抱っこ紐をコンパクトにしても荷物になり不便になってしまいます。例えば、布一枚の抱っこ紐に比べるとバックで幅をとってしまいます。
エルゴはたたんでも結構大きく重量もあるので、荷物になりやすいです。
ごつさを感じる
エルゴはごついという口コミもあります。
どうしても海外のものなので痩せ型の人や小柄な人にはごついという印象があります。
抱っこ紐を何種類も買う人がいるのはなんでだろう?って思ってたけど、自分も最近コニーを買ってしまった。エルゴはゴツくてちょっとしたお出かけにはオーバースペックなんよな。
— おとーさん (@shinmaipapapapa) June 25, 2022
実はエルゴがごつく感じるのは、肩の部分というよりも腰の部分に原因があることもあります。
ウエストサイズは腰骨よりかなり上の位置になります。(おへその上ぐらい)
正しい位置で締めると、ウエストベルトの長さが長すぎるという人もいます。
結果的にずり落ちてきてしまいしっくりこないということもあるのです。
ウエストがキュットしっかりしまらず、骨盤にウエストベルトをして全体的に抱っこの位置が低いというママをたくさん見たことがあります。
他にもデメリットが気になる人は以下サイトも参考にしてください。
エルゴオムニブリーズの口コミ
エルゴオムニブリーズの良い口コミも紹介していきます。
良い口コミ
良い口コミでは
- 負荷分散されて、体が楽に感じる
- 夫と共有が楽
エルゴ オムニブリーズを今日実際に息子で試着してきました。
— ゆき☺︎@2y(R3.7) (@yagibaka) August 15, 2021
店員と夫の手伝いありでしたがそこまで手こずらずに装着できました。
首がすわれば今よりも簡単に装着できるそうです。
私 162cm、夫185cmで2人とも装着できたので、ごつさはともかくお二人共装着可能だと思います。
ちなみに、ウエストの体格差が大きいという場合はNUNAの抱っこ紐という選択肢もおすすめです。
まとめ、オムニブリーズがおすすめな人、やめた方が良い人
オムニブリーズは口コミなどから以下のような人におすすめします。
- 1本の抱っこ紐で長い間使いたい
- 前向き抱っこがしたい
- パパとママの身長差が大きい
一方、以下のような人にはおすすめしません。
- 細身な人、小柄な人
- 体の硬い人
いかがでしたでしょうか?
エルゴオムニブリーズは装着するのが大変という人もいます。
エルゴオムニブリーズだけではなく、抱っこ紐は装着に慣れるまで時間がかかるものが多いです。
エルゴも慣れるためには何回か練習する必要があるよ。最初はお人形などで練習をおすすめします。
オムニブリーズが向かない人におすすめなのは、以下のような抱っこ紐です。
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