抱っこ紐アドバイザーのYukariです。
コニーの抱っこ紐は誰でも使いやすいと人気の抱っこ紐。
一方でコニーだとぴったりフィットしにくい、サイズがなんとなくあわないという悩みもある方もいらっしゃいます。
コニーもボバラップも、抱っこしてしまうとその形は同じ感じになります。
一方で、「ボバラップ」と「コニー」は装着する過程は少し異なります。
「ボバラップ」は5mになる布を自分で体に結び付けて装着する必要があります。
「コニー」は自分で頭からすっぽりかぶれば、装着完了です。
では実際どちらがお勧めなのでしょうか?
抱っこ紐アドバイザーからみたポイントをお伝えします。
ボバラップってどんな抱っこ紐?という人は以下ブログ記事から
コニーってどんな抱っこ紐?という人は、以下ブログ記事から読んでください!
ボバラップとコニーの共通点
「ボバラップ」と「コニー」は伸縮性の布でできています。
「ボバラップ」も「コニー」も以下のような共通点があります。
- 赤ちゃんを布で優しく抱っこできる
- 密着できるタイプの抱っこ紐
- 新生児から使える
- 安心感を与えやすい
- 赤ちゃんにとって正しい姿勢(M字の足の形)がキープしやすい
コニーやボバラップは、どちらかいうと、エルゴやベビービョルンなどのキャリータイプの抱っこ紐と違い、赤ちゃんをママに密着するように抱っこすることで、安心感を与えることができるのが特徴です。
そのため赤ちゃんが「すぐ寝てくれる」「泣き止む」などのメリットも口コミでもたくさん見受けられます。
ボバラップとコニーの違い
ボバラップとコニーの違いは、ボバラップは自身で布を巻いて赤ちゃんを抱っこしていく点。
最終的な形状は似ているのですが、ボバラップの方が布を体にあわせて巻いていくので、赤ちゃんやお母さんの体型にフィットしやすいというのが特徴です。
重さ、大きさ
コニーの重さは約200グラム。
ボバラップの重さは640グラム。
較べてみるとボバラップの方がズシリとします。ボバラップは約5メートルの長さの布。
持ち運びを考えると、コニーの方が軽く、持ち運びしやすいでしょう。
生地
「ボバラップ」は「コニー」と比較すると厚手です。
伸縮性は「ボバラップ」の方があります。
ボバラップの方がしっかりとしたホールド力と伸縮性があるため、赤ちゃんを抱きいれたあと、ぴったりとしたフィット感が作りやすくなります。
一方で、「ボバラップ」はそもそ生地が厚手なうえに体に巻きつけるので、冬は良いですが、夏はかなり暑いです。
秋から冬にかけては温かいので、寒い地域の人や真冬のお出かけなどのにはボバラップがおすすめです!
ボバラップには夏用生地として竹素材を使用した清涼感のある「セレニティ」が販売されています。(ただ、身体に巻き付ける分、やはり暑さは感じるでしょう。)
家事のしやすさ
「ボバラップ」は新生児の赤ちゃんを頭まですっぽり覆うことができます。
コニーはヘッドサポートが付属品としてつくようになり、どちらも両手を使って作業がしやすくなりました。
家事のしやすさはそれほど違いはないかと思います。
装着
「コニー」は形ができているので、頭からすっぽりかぶれば装着が完了します。
一方「ボバラップ」は自分で調整しながら巻く必要があるので、練習と時間がかかります。
「ボバラップ」は5メートルもあるので巻くとき下に裾をすってしまい汚れる可能性があります。外出先で装着するのは難しいです。もちろんつけっぱなしにすることはできますが、夏はかなり暑いので、あまりおすすめはできません。
ボバラップの装着は慣れてしまえば1分でできるけど、外出先で装着を外したりすると下にすってしまい不衛生なのが難点です。。
サイズの選び方
ボバラップは、1枚布のため「フリーサイズ」。そのため、サイズは特に決まりはないため、「パパ」や「祖父母」など誰とでも共有できます。
ただし、結び方は練習しないといけないけどね。
一方「コニー」フレックスが誕生して、サイズはある程度共有することができるようになりました。
ただ、体型がかなり違う場合は、一緒に使うことができない場合もあります。
見た目や動きやすさ
「ボバラップ」は体全体を覆うのでラップのカラーが全面にでます。コニーの方が覆われる場所が少ないのが特徴です。
肩回りは、ボバラップの方がきっちり覆われますが、生地の伸縮性が高いため、動かしにくさはそれほど感じません。とはいえ、腕を上にあげたりという動作(洗濯物干しなど)はやりにくさを感じるでしょう。
赤ちゃんを降ろすとき
抱っこ紐の中で眠ってしまった場合、起こさずベッドに上手に寝かせられるかは、ママにとってはかなり重要なポイント。
「コニー」の場合、わたしは自分の肩からコニーを外し装着をはずし、赤ちゃんを降ろしました。けれどもどうしても足のところを抜くとき、そっと外すのは至難の業。
一方バボラップはコニーより生地に伸縮性があるので寝ている赤ちゃんをそっと降ろしやすいと感じました。
抱き方
「バボラップ」の抱き方は1種類の対面のみ。ボバラップは16キロまで使用できます。大体3歳ぐらいまでです。
一方、「コニー」は対面だけでなく前向き抱っこもすることが可能です。「コニー」は新生児から20キロまで使用することができるため、使おうと思えばかなり長期間利用できます。
外出先で降ろしたりすることが多くなった場合はコニーの方が便利だよ。
使用期間
1歳過ぎ以降も使いたい場合は、「コニー」の方がおすすめ。
なぜなら
- 外出時の利用が多くなる場合、コニーの方が扱いやすい
という点です。
また、人にもよるかもしれませんが、我が家の場合、ボバラップの布が伸縮性にとんでいるからか、大きくなった娘の場合片方の足が毎回ずり落ちてしまってきます。(結び方の問題かもしれませんが。。)
またボバラップはコニーよりも密着度が高いので、1歳過ぎると嫌がるお子さんも出てきます。
生地自体は16キロまで抱っこできますが、長く使おうと思うのであれば、コニーの方がよいでしょう。
コニーとボバラップ違いのまとめ
ボバラップ | コニー | |
価格(税抜) | オーガニック:9,000円 クラシック:7,000円 | 6,880円 |
販売店 | 日本にあり(試着可) | なし |
サイズ | 1サイズ | ある程度の調整は可能 |
パパとの共有 | 共有可 | 共有不可(パパと身長差がある場合) |
使いやすさ | 慣れるまで時間がかかる | すぐ使える |
密着度 | 高い(調整できる) | 微調整不可 |
抱き方 | 対面抱きのみ | 対面、前向き |
体重制限 | 16キロまで | 20キロまで |
抱っこの楽さ | 高い | ボバラップより低い |
暑さ | 暑い | 夏用にメッシュ生地のものあり |
家事のしやすさ | しやすい | 片手で支える必要があるため少し難あり |
外出 | 外出先で付け外しが面倒 | 付け外し楽 |
コニーに向いている、向いていないケース
向いているケース
コニーの抱っこ紐は以下のような人におすすめします。
- 夏にラップタイプの抱っこ紐を使用したい(メッシュ生地あり)
- 簡単に使えるけど赤ちゃんに安心感を与えたい
- 外出先でも外したり、付けたりしたい
向いていないケース
- 長時間抱っこをしたい
- 赤ちゃんにとって快適な姿勢での抱っこをキープしたい
- 肩こりなどがひどい
ボバラップに向いている、向いていないケース
向いているケース
- 屋内メインや上の子の送迎など抱っこ紐を外さない前提で利用したい
- 長時間抱っこ
- 寒冷地の冬
向いていないケース
- 真夏に抱っこして外出したい人
- 外出先で外したり付けたりしたい人
- 1歳以上で使いたい人
家で使うことが多いのであれば「バボラップ」、外出でも使うことが多いのであれば「コニー」という選択で選ぶのもおすすめ。
新生児用の抱っこ紐選びに以下記事も参考にしてくださいね!
コメント