抱っこ紐アドバイザーのYukariです。
2000年代に一大ブームとなったスリング。
そのスタイリッシュさから海外セレブの間から流行がはじまり日本でも愛用者が増えました。
今回はスリングについて、どんなメリットがあるのか、ほかのエルゴの抱っこ紐との違いなどについてもお伝えしていきたいと思います。

これを読めばスリングのメリット、デメリットなどすべてがわかるよ。
スリングは赤ちゃんを布で包み込むように抱っこする育児アイテムで、「ベビーウェアリング」と呼ばれる種類に分類されます。
一般的なエルゴのようなキャリータイプの抱っこ紐と比べ、スリングは赤ちゃんの自然な体勢(しの字の背中、M字の足の形)を保つことができ、密着感や安心感をエルゴことができます。
その理由は、
スリングは、ベビーウェアリングタイプの抱っこ紐に分類されるから。
運ぶのを第一ではなく、包み込んで安心感を与えるという目的を第一につくられています。


ただ、実際に使ったことがあるママからはスリングは難しいとの意見も!



確かに、見た感じよりは装着時にコツが必要だよ!
今回は赤ちゃんとの抱っこ紐生活がもっと楽しくなるスリングの魅力についてお話しして行きたいと思います。
- コンパクトにまとまる
- 赤ちゃんにとって適切な姿勢を保つことができ、赤ちゃんが居心地がよい
- 密着できるため、抱っこする人の肩腰に負担が少ない
- デザインが豊富でおしゃれが楽しめる
スリングのメリット、デメリット、使い方、選び方などをお伝えしていきたいと思います。
スリングのメリットとは
エルゴやベビービョルンを代表する、街中でみかける抱っこ紐の多くがこのキャリータイプとよばれる抱っこ紐に分類されます。



一番使っているママ、パパが多いよね!
そんな中スリングを使うメリットはあるのでしょうか?
スリングのメリットをお伝えします。
新生児から3歳ごろまで使用可能


新生児から使用できるものが多く、成長に合わせた抱っこが可能です。
微調整ができるものも多いため、3歳ごろまで使用することができます。
抱きおろしも慣れてしまえば簡単にできるのもメリットです。



ディディモスの抱っこ紐は3歳以降もしようできるよ!
赤ちゃんの体型に合わせて調整できる
スリングの特徴は布でできていること。
そのため赤ちゃんの体型にあわせて抱っこすることができます。
そのため、赤ちゃんにとって心地のよい体勢(M字の足の形や背中のしの字のカーブ)で抱っこしてあげることができ、長時間抱っこでも嫌がることなく、抱っこされやすいのが特徴です。
新生児から首元を支えてあげるものを選ぶとさらに快適だよ。



赤ちゃん視点でみても非常に優しい抱っこ紐なんだ
密着できて、赤ちゃんに安心感を与えられる
スリングの多くが綿などの自然素材でできており、化学繊維が少なくデリケートな赤ちゃんの肌に安心。
それだけでなく、小さいときは布全体で体をおおうことができ、ママの体に密着させるので、安心感をあたえることができます。
密着できることによって、抱っこする人の肩や腰への負担を減らすことができます。
持ち運びが便利
キャリータイプの抱っこ紐に比べると、シンプルなつくりでコンパクトになる種類のものが少なくありません。
余計なバックルなどが少ない分、コンパクトにたためるものも多いので持ち運びに便利です。
ただクッションなどが入っているとその分、厚みがあるので小さくならないものもあります。
デザインが豊富
スリングは布でできているため、様々なカラーや生地の中から選ぶことができます。
そのため自分のファッションスタイルにあったものや、好みの色、織地の中から選ぶことができるのが特徴です。
人とかぶることはほぼありません。
また、スリングは綿などの天然素材を使用しているものが多いのが特徴です。
もちろん一部メッシュのものの中には天然素材ではないスリングもありますが、気になる方は天然素材のものを選ぶといいでしょう。
スリングのデメリット
メリットも多いスリングですが、デメリットもあります。
デメリットを知ることで、購入してからこんなはずではなかったということを防げるので、ぜひデメリットを知っておきましょう。
装着が難しい
初めて使う方にとっては、スリングの引き締め方や装着方法が難しい場合があります。
慣れるまで練習が必要です。
特に引き締めをきちんとできないと、赤ちゃんの落下事故につながったり、抱っこする人の腰や肩への負担になってしまいます。
正しく装着することが重要なのです。
以下動画では装着のポイントをお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。
片方の肩に負担がかかる
スリングは片側の肩で赤ちゃんを支えるため、密着が甘いと肩に負担が集中しやすいです。
ただし、正しい使い方をすれば負担を軽減できます。
スリングにもよりますが、以下のように抱っこする人の背中を覆うようなスリングの場合は、負担は肩ではなく、背中全体で分散するので肩への負担はそれほどではありません。


横抱きのリスク
横抱き対応のスリングもありますが、窒息や股関節脱臼のリスクがあるため、専門家としては推奨しません。
赤ちゃんを縦抱きで使用するのが安全です
。特に新生児期には、縦抱きが赤ちゃんの首や背中をしっかり支えられるので安心です。



新生児横抱きしたいから、スリングを購入する人もいますが、抱っこ紐の専門家としてはおすすめしていません。
リングスリングの使い方のポイント
スリングを快適に使うためには、以下のポイントを押さえましょう。
- 赤ちゃんの座るシートを赤かちゃんにあわせてつくる 赤ちゃんがしっかり安定するためには、座る部分を最初に調整しましょう。腰骨あたりがおすすめです。
- リング部分の布を整える 布がまがっていたりすると、引き締める際にうまく引き締められません。ねじれのないようにきれいに整えましょう。
- 布を引き締める際には赤ちゃんのお尻を支えながら、布目に沿って引く 布目に沿って引くことで、簡単にきれいに引き締められます。
これらのポイントを押さえることで、より快適にリングスリングを使用できます。
スリングの選び方


スリングはポーチ上になっているものと、布をリングに通して使うタイプの二種類に分けられます。
ポーチ状のものは、布を縫い合わせてつくられていおり、新生児から1歳ぐらいまでを対象にしたものが多く、横抱き抱っこができるものが多くあります。
値段も安いので試しに購入しやすいのが特徴です。
一方リングタイプのものは一枚布でできていて、新生児時期から3歳ごろまでと長く使うことができ、自身で抱っこ紐の締め具合を微調整できるため、ポーチ状のものに比べて負荷分散がしやすいのも特徴です。
ただ慣れるまでは使いにくいというデメリットがあります。
スリングを選ぶときは
- 縦抱き抱っこができるもの
- 新生児の首元まで布で覆えて、しっかり首が支えられるもの
- 体型にあわせて調整ができるもの
がおすすめです。
そのためリングのついたリングスリングが私はおすすめしています。
リングスリングがおすすめな理由
スリングの中でも、わたしはリングスリングがおすすめです。
その理由は以下
- リングで密着度や高さなどの抱っこする人と赤ちゃんの体型にあわせて調整ができます。
- 首元まできちんとしっかり支えられるように抱っこができます。
- M字の足の形の調整が可能
生地の選び方
布地に厚みがあるものはテールの引き締めがしにくいですが、安定感があり、薄いものは引き締めしやすい一方、負荷分散は厚みのあるものより低くなります。
布は厚手のものが、大きくなった赤ちゃんをしっかり支えられるのでおすすめです。
一方、薄手のものは引き締めがしやすいという利点があります。
また布のデザインもラインの入っているものを選ぶと、引き締める場所がわかりやすいので初心者には使いやすいでしょう。
新生児の横抱きにも対応できるポーチ系スリング
新生児の横抱きに対応できるタイプのスリングです。
ただし、新生児のスリングでの横抱きは、正しく装着できないと股関節脱臼などの可能性が高まるので注意が必要です。
横抱きはあくまでママやパパの抱っこの補助という感じで、手を添えいつも赤ちゃんの様子を確認するようにしましょう。
横抱きだけではなく、縦抱きにももちろん対応!おんぶができるタイプもあります。
スリングの商品の紹介
具体的にスリングの商品の紹介をします。



できるだけ密着度など調整できるものが使いやすいよ!
私はリングスリングがおすすめです!
ただ簡単にということであればリングのない一枚布のタイプを選ぶと簡単にだっこできます。
新生児縦抱きには使えないこともあるので注意が必要です。
北極しろくま堂 キュットミー!
スリングの初めてという人におすすめしたいのが、北極しろくま堂のスリング「キュットミー!」
しじら織のものは綿100%で生地が薄手。
ライン状のものは、どこを引き締めたらどの部分がひきしまるのかわかりやすいので最初購入する際におすすめです。
また肩パッドや新生児向け用の中綿が入っているものもあります。肩パッドがあった方が肩は楽ちんですが荷物としてかさばるのと夏は暑いです。


ディディモス リングスリング
生地の種類も豊富で、生地の厚さも豊富にあり選択肢が多いのが特徴です。
ベビーラップの王道といわれるディディモスのつくる高級リングスリングです。
クッション性のある織の生地のため負荷分散にもかなりすぐれています。
ラップタイプ(リングが別売りのもの)の布を購入しスリングにもラップにも使えるようにする方法も可能です。
ただ初めてのリングスリングの場合は、すでにスリング状になっているものの方が使いやすいでしょう!
ファムベリースリング
エレガントな雰囲気のスリングが揃うのがこちら。テールのカットが素敵です。
ただ、赤ちゃんの首を支えるための中綿のために、テールがひきにくいというデメリットがあります。
Lucky Industries(ラッキーインダストリーズ) MARU SLING マルスリング ガーゼ
ラッキーインダストリーは日本の抱っこ紐の老舗メーカー。ポルバンという人気ヒップシートを製造販売しています。
ラッキーがヨーロッパで販売していたスリングを逆輸入して販売を始めたのがマルスリングです。
ピースリング
海外セレブにも愛用者がいるという、日本のスリング専門店。
オーダーメイド対応のおしゃれなスリングが沢山あります。


ババスリング
長さを調整できる調整機能がついているので、赤ちゃんの成長や抱っこする人の体型に合わせて細かく調整が可能です。
ただ新生児期は横抱きがメインとなるので、縦抱きの場合は、首すわり以降の抱っこになります。
Betta ベッタキャリーミー
豊富なカラーバリエーションと日本国内縫製で定評のベッタキャリーミー。カットが深く作られており、横抱きをスリングでしたいという人には比較的使いやすいでしょう。
後ろがファスナーになっているため、パパともサイズ共有ができる点もポイントです。
ただ縦抱き抱っこはカットが深いため使いにくいのと、肩ひもにクッション性がないため、体重が重くなってくると負荷がかかるでしょう。


AKOAKOスリング
スリングの中では、新生児横抱きから、大きくなったらおんぶまで可能と使い方が豊富です。
ただ、新生児横抱きはその抱き方はアドバイザーとしてお勧めしていません。
Sタイプ(持ち運び用の1枚仕立てのもの)とWタイプ(2枚仕立てで安定性のあるもの)が販売されています。
一枚布でさっと簡単に抱っこできるのが特徴です。
サイズは自分にあったものを選ぶ必要があります。


ケラッタベビースリング u-sling
バックル付きでママパパ、兼用できるタイプのスリング。
使用期間は1歳ごろまでと小さな時期を対象としたスリングです。
ミニモンキー(minimonkey)
新生児から使えるシンプルなスリング。セーフティーストラップがついていて赤ちゃんの落下防止にも役立ちます。
バックルで調整可能です。
15キロまで使えるというもの、シンプルなつくりのため、試着してみた感じ1歳ぐらいまでが限度かなというのが印象です。
スリングの王道リングスリング
スリングといえば、このリングスリングを思い浮かべる人が一番多いのではないでしょうか?
肩の部分にリングが付いていて、テール(垂れ下がる手前の布)をひくことで抱っこしていきます。



わたしは、見た目が素敵なリングスリングが大好きです。ただ、コツをつかまないと最初は引き締めるのが難しいです。
新生児のころから3歳ぐらいまで使えるものが多く、新生児期から縦抱きを推奨しているものが多くなります。
一枚布からできているものが多く、使い方はどのスリングもほぼ同じ。
おすすめは、リングタイプのスリング
様々な抱っこ紐を試している中、スリングを選ぶならやはり不可分散力の高いリングタイプのものがおすすめです。
ただし、デメリットとして、上手に引き締められるようになるためにコツが必要になります。
ただ上手にできれば、自分にも赤ちゃんにも一番最適な形で抱っこすることができるというメリットがあります。
選び方は最初が生地の扱いが楽な薄手の生地から挑戦するとよいでしょう。
中でもディディモスやキュットミーはおすすめのリングスリング。
使い方はほぼおなじなので、好きな色や生地で選ぶのもいいですよ!
ポーチ状のものは横抱き抱っこはできるものの、危険性も指摘されている、また縦抱き抱っこがしにくいものも多い点です。
一度コツを覚えれば、丈夫で長く使えるのでぜひ試してみてくださいね!
リングスリングについて詳しく知りたい、興味のある方はぜひコメントやDMいただければご質問にお答えします。
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