抱っこ紐アドバイザーのゆかりです。
エルゴでおんぶをしたいのだけれどもどうもうまくできなくて。
エルゴでおんぶ上手にできないと感じている方、結構いらっしゃいます。
「エルゴでおんぶは難しい」と感じているママ、パパ、うまくできないからと言って心配する必要ないです。
エルゴでおんぶは実は簡単そうにみえるけど、案外難しく、うまくできなくて悩んでいる方は少なくありません。
その理由は、
脇横で抱っこしてから、後ろにくるっと赤ちゃんを回して背中に背負う必要があるから
ひとりでおんぶするする際、大人の背の高さの位置で、空中で赤ちゃんをおとさないように手をさっと変えておんぶに切り替えなくてはなりません。
ちなみに、エルゴアダプトやオムニ360でもおんぶの方法は基本同じで、種類によってやりにくい、やりやすいということはありません。
エルゴの特質上「抱っこ」⇒「背中」に赤ちゃんを運ぶというのがどうしても必要になってきます。
わたしも、生後8ヵ月ごろから娘をエルゴでおんぶしていますが、保育園でおんぶする時は先生がヒヤヒヤするみたいで、手伝ってくれました。
万が一赤ちゃんが落ちてしまったら大事故ですから。。。
ということで、今回はエルゴのおんぶの方法と、難しいと思ったときの対処法、安全に使えるおすすめのおんぶ紐などをお伝えします。
エルゴのおんぶについては以下動画もだしているので、ぜひ参考にしてみてね!
エルゴでおんぶの方法
エルゴベビーでおんぶできるのは、首が完全にすわった生後6ヵ月以降となります。
注意事項としては、エルゴのおんぶは赤ちゃんが落下してしまうこともあるので、後ろにクッションやソファーのあるところでしましょう。 お人形などで練習したあと、慣れたら赤ちゃんでするようにしましょう。
エルゴでおんぶをするときのコツは以下
おんぶのポイントは以下
- 赤ちゃんを抱く時になるべくご自身の横、脇ギリギリで抱くと、後ろに回す距離が短く楽に回せます。
- ショルダーベルトは赤ちゃんを抱いた側と反対のベルトを長く伸ばしておきます。
- ご自身の脇の下を赤ちゃんを通す時に、自身の腕を赤ちゃんの前にもってくるようにすると簡単に背中に回せます。
- 赤ちゃんを回す際にショルダーベルトを片手で握ると落下の危険が減ります
- 赤ちゃんが背中に回ったら、まず前のバックルを閉じてから、微調整をしましょう。
ポイントはわきまで赤ちゃんを持ってきたら、赤ちゃんの頭の後ろから前に自身の腕をまわして背中に乗せること。
これを意識するだけで、難しいおんぶがやりやすくなります。
また一人でおんぶが難しいうちは、パパなどに手伝ってもらうって後ろで赤ちゃんを支えてもらったり、
お人形で練習することをお勧めします!
エルゴのおんぶのメリット
多くのパパ、ママが愛用しているエルゴの抱っこ紐。そのエルゴの抱っこ紐でおんぶするメリットをお伝えします。
外出先でおんぶがしやすい
おんぶ専用の抱っこ紐によっては、おんぶ紐が長く、おんぶする際おんぶ紐の裾が下についてしまったりするため、外出先でのおんぶには向いていません。
例えば、しろくま堂のおんぶ紐だと、紐部分が長いので、おんぶの時に紐が下について汚れる場合があります。屋外では使いにくでしょう。
エルゴの抱っこ紐は最初に大人に装着してから横抱き抱っこして、おんぶにきりかえていくので、地面について汚れるということがありません。
抱っこからおんぶに切り替えるので、慣れてしまえば、赤ちゃんを降ろすことなくおんぶにすることができます。
エルゴのおんぶ紐赤ちゃんをおんぶして自転車にも乗れます。
エルゴでおんぶのデメリット
エルゴの抱っこ紐を購入する時に、「抱っこ」「前抱き抱っこ」「おんぶ」がすべてができるから便利と思って購入している人も多いかと思います。
便利な一方こんなデメリットもあります。
赤ちゃんの視界が狭い
エルゴのおんぶ紐を使うと、通常の抱っこ紐を使ったおんぶよりも低い位置のおんぶになります。
そのため赤ちゃんの様子を確認しずらく、また赤ちゃんも前方が見にくいため、視野が狭くなりがちです。
赤ちゃんがおんぶで不機嫌な場合は、前が視界が狭いからかもしれません。
エルゴから別のおんぶ紐などにかえることで視界が広がりご機嫌がよくなるかもしれませんよ!
長時間のおんぶは大変
わたしは上の子のお迎えのため、エルゴで長時間下の娘をおんぶしていましたが、結構肩に負担がきました。
その理由は、赤ちゃんとママが密着できていないという点。
抱っこもそうですが、おんぶも含めてなるべく親と密着させたほうが、身体が一体となるため、ママへの負担は減ります。
その点、密着という点ではエルゴのおんぶ紐は難しいので、家庭内で家事をしながら使うのであれば、密着できるおんぶ紐がおすすめです。
おすすめおんぶ専用紐
「エルゴでのおんぶが難しい」「子どもがぐずる」「肩がこる」なと思ったら、エルゴ以外のおんぶ紐を試してみてください!
専用のおんぶ紐だと、子どもを抱きあげてそのまま背中にのせるため初心者でも簡単に安全におんぶしやすいのが特徴です。
首座り以降はおんぶの方が両手もあくし、家事が楽にできます!外出時にはちょっとと思う方も赤ちゃんとのスキンシップをかねて家の中ではおんぶをおすすめします。
ラッキー むかしながらのおんぶ紐
日本の老舗おんぶ紐メーカーの製品。保育士さんの間でよく使われているおんぶ紐になります。
保育園では低月齢の子供達は基本的に抱っこではなく、先生におんぶされていることが多いのが特徴。
足をいれるところがあるので、初心者でも簡単におんぶできます。
グランモッコ
グランモッコは、熊本県西海岸の天草地方の伝統的なおんぶ紐を元に商品開発されたおんぶ紐。
親への体の負担が減る高いおんぶ位置が可能で子供の視野もひろがります。
また正しいM字の脚のポジションをキープできる特徴のおんぶ紐です。
妊娠中にも便利なおんぶ紐
エルゴの抱っこ紐は、腰の部分をバックルで支えるため妊娠中には使用できません。
妊娠中、上の子が抱っこをねだってきた場合はお腹に負担のかからないおんぶ紐が便利です。
また妊婦さんにおすすめなのが、ディディタイというおなかを圧迫せずにおんぶが可能な抱っこ、おんぶ紐。
まとめ
エルゴでおんぶができるようになると、お出かけなどでも重宝しますし、何より、大きくなってきてからおんぶの方がママ、パパへの体の負担も軽減できます。
もしエルゴのおんぶのやり方で悩みがあれば、問い合わせください。
おんぶのコツなどをお伝えします!
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