ノースフェイスとモンベルの抱っこ紐、見た目も似ているんだけど、値段はずいぶん違うんだよね。どっちがよいかな?
ノースフェイスの抱っこ紐の方が高いんだよね。購入するならどっちがよいか、今回はそれぞれの違いについてみていきたいと思います。
どちらもアウトドア専門店としては名高いブランド。
そんなアウトドア専門店だからこそ開発できたアウトドアで使える抱っこ紐だから、モンベルもノースフェイスの抱っこ紐は、持ち運びと抱っこの負担軽減を考え抜かれた抱っこ紐になっています。
そこで今回は、ノースフェイスの抱っこ紐とモンベルの抱っこ紐を入手!
抱っこ紐アドバイザーYukariが両方使ってみた感想をお伝えします。
ノースフェイスの抱っこ紐とは
ノースフェイスの抱っこ紐は男性でもかっこよく抱っこできる抱っこ紐。
販売時には売り切れが出るほど人気の抱っこ紐でした。
その特徴は以下
- 370gと非常に軽いので持ち運びしやすい
- 首座り以降~2歳ぐらいまでのセカンド抱っこ紐
- スリムでかっこいい
- パッドは薄いが負荷分散がよく、肩や腰への負荷も軽減された作り
- ポリエステルと思えないほど生地の手触りが良い
わたしが一番気に入っているのは、その生地の手触り。はっ水性のある生地にもかかわらずごわつき感がまったくありません。
その理由は、
はっ水性の良さと柔らかさを兼ね備えた75デニールのポリエステルタフタという素材を使っているから!
さすがアウトドア専門店のクオリティーと感じる点です!
またノースウエストの抱っこ紐はかなり軽い!です。
エルゴのオムニブリーズの総重量は約740g。ノースウェストの抱っこ紐は370gとエルゴの半分の重さ!
ただでさえ荷物が多く持ち運びに大変な赤ちゃんがいる時、少しでも抱っこ紐が軽いのは本当助かります。
はっ水加工+簡単に洗濯もでき、おんぶもできるので、広めの公園の散歩、バーベキュー、旅行などでも使い勝手が良いでしょう!
モンベルの抱っこ紐とは
2019年に大流行したのがモンベル(mont-bell)の抱っこ紐のポケッタブルベビーキャリア。
特徴は以下
- 折りたたむと手のひらサイズになり超コンパクト
- 対面抱っこは腰がすわる6カ月ぐらいから13キロ(2歳)まで
- 1万円以下と購入しやすい値段
抱っこと、おんぶ2WAY使用で使える期間も対面抱っこで2歳までと短めです。
モンベルの抱っこ紐のすごさは、抱っこ紐についているポケットの中に抱っこ紐の本体を収納できてしまう点。
軽量なのはもちろんなこと、コンパクトという点もモンベルの抱っこ紐もメリットです。
ノースフェイスとモンベルの違い
アウトドア専門店の人気ブランドノースフェイスと、モンベル。
ブランドアウトドア専門店の抱っこ紐を比較しました。
対象月齢はほぼ同じ
ノースフェイス | 対面抱き:首座り(4ヵ月)から13kg(24カ月)まで おんぶ:首座り(4ヵ月)から15kg(36カ月)まで |
---|---|
モンベル | 対面抱き:腰がすわってから(6カ月位)~13kg(24カ月ぐらい) おんぶ:腰がすわってから(6カ月位)~15kg(36カ月ぐらい) |
ノースフェイスの方が首座り4ヵ月から使えるので少し早めから使うことができます。
一方、いつまで使えるかは、対面抱きは13キロ、おんぶは15キロまでと一緒です。
キャリ―タイプの抱っこ紐は3歳ぐらいまでのものが多い中、両者とも24カ月までと抱っこ紐としては使える期間は短めです。
生地が柔らかいノースフェイス
ノースフェイス | 柔らかい |
---|---|
モンベル | シャリシャリしている |
ノースフェイスの生地感のほうが、モンベルと比較するとかなり柔らかいのが特徴です。
モンベルの方が生地の硬さを感じます。
抱っこ紐の内側(赤ちゃんの体にあたる部分)に関しては、ノースフェイス、モンベルともメッシュ生地になっていて、モンベルも柔らかさを感じますが、ノースフェイスの方がさらにあたりが良い感じです。
またメッシュに関しては、ノースフェイスの方がメッシュの目が大きく、通気性の良さを感じます。
収納力のあるモンベル
収納ポケットがあるのはモンベルです。
ノースフェイスには収納ポケットはありません。
収納ポケットに、保冷剤などを入れることもできます。また小さなお財布やハンカチなどを収納しておくこともできるでしょう。
この収納ポケットは、本体部分を入れて本体部分を収納するのにも使います。
負荷分散高いのはノースフェイス
ノースフェイスとモンベルのショルダーや腰部分のパッドを比較すると、厚みが全く違います。
ノースフェイスの肩ショルダーの方が抱っこする人へのあたりがやさしく、中に厚みがあります。
一方モンベルはほとんど、肩にパッドが入っていない状態です。そのため子どもの体重が比較的ダイレクトに肩に伝わります。
↓上側のショルダーベルトがノースフェイス、下のグレーのショルダーベルトがモンベル。
ウエストベルトを比較すると以下
グレーがモンベル、黒がノースフェイス。
UVカットフードのノースフェイス
フードにUVカットが入っているのがノースフェイスの特徴。
肌の弱い赤ちゃんには紫外線は大敵。UVカット機能があるのはかなり安心です。
またフードの生地も柔らかくあたりがやさしく、赤ちゃんを包み込むような感じで使用できます。
フードは赤ちゃんが寝てしまったとき以外にも、わたしは、真夏の外歩きの時にはさっとかぶせてあげていたよ。
モンベルのフードは、赤ちゃんの頭のぐらつき防止のためにご使用ください、とあります。日よけという機能ではなくぐらつき防止ということで、少し小さくタイトなつくりになっています。しっかり目につくられている感じがします。
持ち運びが楽なのはモンベル
モンベルの抱っこ紐は、抱っこ紐本体についている収納ポケットになんと抱っこ紐全体が収納できてしまうというコンパクトさがメリット。
一方ノースフェイスは収納袋はついており、軽量ではあるものの、かさばる点はデメリットになります。
落下防止ベルトがついているノースフェイス
ノースフェイスの抱っこ紐には赤ちゃんを抱っこしやすいように落下防止のベルトがついています。
落下防止ベルトがないと危険かというとそういうわけではないと思いますが、あると断然安心なのが、おんぶの時。
おんぶにするときモンベルでは抱っこの状態からまわしておんぶに切り替えますが、ノースフェイスでは最初に落下防止ベルトで固定してからおんぶに移れます。
そうすることでおんぶに慣れていない人でも簡単に安全におんぶができます。
落下防止ベルトがあるので、安心。
コスパならモンベル
税込み価格はノースフェイスが24,200円、モンベルが6,490円。
その差は歴然!
モンベルが1万円以下で手軽な価格で購入できる一方、ノースフェイスはその4倍とかなりセカンド抱っこ紐としてはかなり高価格帯になります。
コスパからみるとモンベルが断然お得です!
ノースフェイスとモンベル抱っこ紐比較表
ノースフェイス | モンベル | |
---|---|---|
定価(税込) | 24,200円 | 6,490円 |
対象月齢 | 対面抱き:首座り(4ヵ月)から13kg(24カ月)まで おんぶ:首座り(4ヵ月)から15kg(36カ月)まで | 対面抱き:腰がすわってから(6カ月位)~13kg(24カ月ぐらい) おんぶ:腰がすわってから(6カ月位)~15kg(36カ月ぐらい) |
本体重量 | 370g | 372g |
ウエストサイズ | 62-125cm対応 | 59~107cm対応 |
本体素材 | 75デニールのポリエステルタフタ 内側:メッシュ生地 | 30デニール・ナイロン・リップストップ 内側:メッシュ生地 |
はっ水加工 | ◎ | なし(専用レインコート別売り) |
UV加工 | フードあり | なし |
洗濯機洗濯 | 可 | 可 |
まとめ
クオリティーからいえば、ノースフェイスの生地感といい、負荷分散といい優れているなという感じを受けました!
- 抱っこする時間が長い人におすすめ→ノースフェイスの抱っこ紐
- コスパ重視、短時間利用の人→モンベル
抱っこする時間が長い人におすすめなのは、負荷分散にすぐれたノースフェイスがおすすめです。
肩や腰が楽で、疲れがちがうでしょう。
モンベルはコスパが高いので、抱っこの頻度の高くない人や、旅行用にということであれば、一本あるといいという人におすすめです。
モンベルの抱っこ紐についてさらに詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてくださいね!
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