抱っこ紐アドバイザーのYukariです。
歩き始めたら非常に便利なヒップシート。
ヒップシートの多くは赤ちゃんの腰がすわりはじめる時期(6カ月以降)から大体20キロぐらい(3歳)までが対象年齢となっています。
実際に使用している人は、子供が歩き始めた時期(1歳過ぎ)から2歳ぐらいで使っている人が多いよ。
この数年ヒップシートは様々な種類が出ていて、低価格な抱っこ紐も。その使いやすさから愛用するパパ、ママも増えていますよ。
そこで今回は、ヒップシートのメリット、デメリットにフォーカスしてお伝えします。
腰痛持ちでヒップシートの購入に悩んでいる人も参考にしてね!
- 赤ちゃんが歩き始めて、抱っこと歩くを頻繁に繰り返す
- 1歳過ぎから2歳過ぎのお子さんがいる方
- パパ用として、セカンド抱っこ紐
- 腰痛もちではない
ヒップシートの選び方の詳しい内容を知りたい人はコチラ↓
ヒップシートは何歳から何歳まで使える?
ヒップシートは抱っこ紐のメーカーによってそれぞれ異なりますが一般的に
赤ちゃんの腰がすわる(7ヵ月頃)から36カ月(3歳)ごろが対象年齢になります。
体重はメーカーによって15kgから20kgとそれぞれ異なりますが、標準体重だと、3歳(36カ月)ぐらいだと13kgぐらいになります。
以下が知名度の高いヒップシートキャリアの対象年齢になります。
対象年齢 | 価格 | |
---|---|---|
ポルバン | 腰がすわる(7ヵ月)頃から~36ヵ月(体重約15kg) | 楽天で見る |
ケラッタ | 6カ月~36ヵ月(体重約20kg) | 楽天で見る |
ミアミリー | 生後4〜48ヶ月(体重約20kg) | 楽天で見る |
ポグネーマックス | 生後4(推奨6カ月)〜36ヶ月(体重約20kg) | 楽天で見る |
ベビーアンドミーワンエス | 生後4〜48ヶ月(体重約20kg) | 楽天で見る |
大き目の子供だと3歳でも15kg超えてしまうこともあるため、20kgまで使えるものをチョイスするのもよいかもしれません。
一方、成長曲線上で標準的な発育の赤ちゃんなら3歳ぐらいまで使えるので、それほど体重を気にする必要はないと思います。
ヒップシートはいつから使うのがおすすめ?
ヒップシートは腰座り時期から使えるものが多いですが、抱っこ紐アドバイザーとしては歩き始め以降から使用がおすすめです。
その理由は
- 座りはじめたばかりの赤ちゃんにはヒップシートは赤ちゃんの体に負担がかかりやすい(足がきちんとしたM字になりにくい)
- ヒップシートが大きくて赤ちゃんの体が安定しにくい
- 密着できない
娘が1歳前にポルバンのヒップシートを使ってみたら、お尻の位置が安定せずずり落ちそうで、使いにくかったです。娘も居心地悪そうでした。
短時間ならよいかもしれませんが、長時間なら、普通の抱っこ紐で足がM字になるよう正しい形で抱っこするのが赤ちゃんのためにもおすすめです。
わたしが実際に様々な抱っこ紐を使用する中で、「ヒップシートが使いやすい」と感じたのは、子供の歩く時間が長くなってから。
たくさん歩けるようになった1歳半もすぎると、体もしっかりしてきて、ヒップシートが便利になりました。
ただ、ヒップシートを使って抱っこする場合は子どもの体重15キロぐらいまでを目安にするとよいでしょう。
それ以上重いと、抱っこするパパやママへの腰への負担もかなり増えます。
特に前向きに座ると重心が前の方にかかり、腰に負担がかかります。
大きくなってきたら長時間は結構大変なので、腰痛持ちの人は注意が必要です。
ヒップシートのメリット
ヒップシートのメリットをまとめました。
大きめの赤ちゃんでも抱っこが楽
ヒップシート型の抱っこ紐は、ショルダーベルトと一緒に使うことで赤ちゃんの重量を肩と腰で分散することができます。
エルゴなどのキャリ―タイプの抱っこ紐などを使用していて腰や肩がつらい、赤ちゃんが重くてつらいという人には、ヒップシートタイプがおすすめ。
特にキャリ―タイプの抱っこ紐で前向き抱っこすると赤ちゃんの重心が前の方に行くので、パパ、ママの腰肩への負担が増えます。ヒップシートタイプだとのその負担をがっちり分散するので前向き抱っこを頻繁にするのであれば、ヒップシートがおすすめです。
2歳過ぎの子供の抱っこでも使い勝手がよい
キャリ―タイプの抱っこ紐だと、抱っこしたらいちいちバックルをとめて抱っこになります。
赤ちゃんも1歳半も過ぎると自分で歩きたいという意思が増えてきます。一方、急に抱っこしてという甘える気持ちもあったりと、抱っこと歩くを繰り返すようになります。
そんな時、ヒップシートの台座があれば抱っこしたり、歩かせたりが非常に便利です。雨の日の保育園の送迎などでも活躍しますよ!
冬に便利
抱っこ紐って、コートを羽織る冬に不便だと思いませんか?
抱っこ紐はコートの下に装着するのが一般的ですが、赤ちゃんを降ろす際にはコートを脱がないと降ろせないことも。
長時間の抱っこをする場合ならともかく、ちょっとそこまで抱っこしたいという時には着脱に不便だったりします。
その点ヒップシートなら、ショート丈のアウターなら、腰の部分にそのまま装着できてしまいます!
上着を脱がなくてよいので、パパもめんどくさがらずに抱っこしてくれます。
ヒップシートのデメリット
ヒップシートのデメリットについてまとめました。
腰の負担が案外大きい
ヒップシートの台座部分だけ使うと、どうしても腰部分への負担が増えます。
特に赤ちゃんが10キロ超えてくると、腰痛い!ってことも。
わたしはヒップシートだと、腰ではなく太ももの付け根が痛くなります。
主人も腰を痛めた時には、「ヒップシートを使いたくない。普通に抱っこした方が楽」と言っていました。
ということで、ヒップシートを単体で使う時には、車移動の場合、具合が悪くて病院にかかる時など、抱っこ時間が短いと想定される場合のみにしか使いません。
10キロになった娘はヒップシート大好きですが、さすがに長時間がきつくなってきました!
ちなみに、10キロを超えた子供のお出かけ抱っこ紐には、わたしはスリングタイプのグスケットやダッコルトなどを使用しています。
持ち運びが大変
ヒップシート型の抱っこ紐はとにかくかさばります。重さもある程度あります。
そのため、持ち運びがかなり面倒です。
基本、ママバッグに入りません。
車移動の時はいいけど、手持ちはかなり面倒です。はずすと荷物になるので、つけっぱなしになります。
保育園の送り迎えの時利用しても、持ち帰らないといけない場合荷物になります。
スリングタイプはたたんでカバンに入れておけるので、そういう点でセカンドとして大変すぐれています。
マジックテープの部分で服が傷む
ヒップシートは、腰で支えるので腰ベルトをマジックテープとバックルでしっかりとめて使用します。
そのバックル気を付けて取り外しをしないと、服にくっついてしまいます。
服の生地(特に冬のウールなど)によっては、生地にくっついてしまいかなり洋服を傷めてしまうのです。
特に冬のウール生地はすぐにボロボロに。。
まとめ
ヒップシートは、1つもっていると大変便利な抱っこ紐であることは間違いありません。
特に、歩きだしてからは非常に便利なアイテムです。
ただ荷物にもなるので、たすき掛けタイプの抱っこ紐とよく比較検討するとよいでしょう!
腰の悪い人にはヒップシート単体での使用はあまりおすすめできません。肩からかけるスリング抱っこ紐もぜひ検討してくださいね。
セカンドタイプのヒップシートを使うとしたら、値段と品質のバランス的にオススメはポルバン。
値段と、機能性を考えるとバランスのとれたヒップシートです。
またミアミリーなどワンランク上のヒップシートを検討する場合は以下のサイトも参考にしてね!
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